米国発の「Clubhouse(クラブハウス)」やTwitter「Spaces(スペース)」といった音声SNSサービスの登場により、“ながら聴取”コンテンツが再注目されている。この動きを受けて、音声メディアの老舗であるラジオ局も新たなニーズを探り始めた。TOKYO FMでは、早くから音声コンテンツ市場に着目しており、昨年7月にオンデマンドコンテンツ事業の重要な拠点となる、オーディオコンテンツプラットフォーム「AuDee(オーディー)」を立ち上げた。約1年で月間のアクティブユーザー数(MAU)が160万人を突破するという順調な歩みを進めるなか、さらに攻勢を仕掛けていく計画だ。■2020年の国内音声デジタル広告市場は前年比229%の16億円の見込み
2021/06/28