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映画監督の小中和哉が1986年(昭和61年)、22歳の時に監督した作品を35年の時を経てセルフリメイクした映画『星空のむこうの国』が7月16日より劇場公開される。86年版でヒロイン・理沙を演じた女優・有森也実が、2021年版では理沙の母親・恭子役で出演。86年版で事実上のスクリーンデビューを飾った有森が、令和になった現在も女優として第一線で活躍を続ける姿に胸が熱くなる配役が実現した。有森は「35年後の今の私を17歳の私はどう思うのだろう…そんな時空を超えた不思議な問いかけに心が騒ぎました」とコメントしている。 86年当時、自主制作映画界で活躍していた小中の商業デビュー作。84年に集英社コバルト文庫より刊行された小林弘利氏による同名小説は、小中から映画化を前提として執筆を依頼されたものだったという。若手映像作家の助成を目的として池袋文芸坐が出資し公開にこぎつけた。出資元の池袋文芸坐をはじめ全国の映画館で公開されたが、長らくビデオが絶版、2002年のDVD化も限定的で絶版となってしまったため長らく鑑賞の機会がなく、映画ファンの間では「幻の映画」とも言われていた。

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  • 映画『星空のむこうの国』(7月16日公開)(上段左から)佐藤友祐、秋田汐梨、有森也実(下段左から)高橋真悠、福田愛依、伊原六花、平澤宏々路、川久保拓司(C)2021「星空のむこうの国」製作委員会
  • 映画『星空のむこうの国』(7月16日公開)(C)2021「星空のむこうの国」製作委員会
  • 映画『星空のむこうの国』(7月16日公開)(C)2021「星空のむこうの国」製作委員会
  • 映画『星空のむこうの国』(7月16日公開)(C)2021「星空のむこうの国」製作委員会
  • 映画『星空のむこうの国』(7月16日公開)(C)2021「星空のむこうの国」製作委員会
  • 映画『星空のむこうの国』(7月16日公開)(C)2021「星空のむこうの国」製作委員会
  • 映画『星空のむこうの国』(7月16日公開)(C)2021「星空のむこうの国」製作委員会

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