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九十年の生涯で描いた作品三万点以上、江戸時代に活躍した天才絵師・葛飾北斎。その人生を題材にした映画『HOKUSAI』(5月28日公開)。劇中には人生を懸けて絵を描き続けた葛飾北斎(柳楽優弥/田中泯)や、希代の名プロデューサーとして若き才能たちを発掘し育て、「絵は世の中を変えられる。」と熱い信念を貫いた蔦屋重三郎など、一時代を築き今も人々を魅了する、名匠たちの金言があふれている。このたび、阿部寛が演じる耕書堂の店主・蔦屋重三郎が逆境にも負けずに勝機を見据え、前へ進もうと力強い決意を見せるシーンの本編映像が解禁された。 蔦屋重三郎と言えば葛飾北斎はもちろん、喜多川歌麿や東洲斎写楽など世界中に名を轟かせる、数々の絵師をこの世に輩出した江戸時代の名プロデューサー。レンタルビデオ・書店大手企業である“TSUTAYA”は、彼の名プロデューサーぶりにあやかって名付けられたとも言われる。日本独自の町人文化が栄えた頃、華やかな浮世絵は当時、庶民の間でも圧倒的な人気を誇っていた。しかし幕府の弾圧によりその状況は一転、版元や絵師は創作の自由を奪われていく…。

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  • 映画『HOKUSAI』(5月28日公開)蔦屋重三郎(阿部寛)と葛飾北斎(柳楽優弥) (C)2020 HOKUSAI MOVIE
  • 耕書堂の作品が無情にも燃やされるシーン=映画『HOKUSAI』(5月28日公開)(C)2020 HOKUSAI MOVIE

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