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日本のテレビ史に燦然(さんぜん)と輝く名ドラマ、『おしん』。TBS『渡る世間は鬼ばかり』」でも知られる橋田壽賀子氏の原作・脚本で描かれた同作は、1983年4月から翌84年3月まで1年間放送され、平均視聴率50%超えという驚異の記録を残している。明治時代末期、東北の寒村に生まれ、幼くして女中奉公に出された少女おしん。時代の波に翻弄されながらも懸命に生きる、健気で純真な姿に、多くの日本人は心を打たれ、空前の大ヒットとなった。その人気は海外にまで広がり、これまでに世界70以上の国・地域で放送されている。それから約40年が経過したが、海外展開においては未だ同作を超える日本発ドラマが生まれていない。そこで今一度、日本ドラマの海外展開が抱える課題を整理し、『おしん』の功績から学ぶべきことについて考えた。■言語や文化の壁を越えて受け入れられていった『おしん』

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  • 橋田壽賀子氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 「MIPTV/MIPCOM」(17年)日本テレビブース(著者撮影)
  • 「香港FILMART」(19年)ジャパンパビリオンのブース(著者撮影)

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