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松本まりか、連ドラ初主演で新境地 夜叉、娼婦、やさしい女など8種類のキャラ解禁

 女優の松本まりかが連続ドラマ初主演を務める『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』(5月14日スタート)予告映像と、松本まりか演じる主人公・池松律子の8種類のキャラクタービジュアルが20日、解禁された。

『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』(5月14日スタート)松本まりかのキャラクタービジュアル解禁 (C)WOWOW

『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』(5月14日スタート)松本まりかのキャラクタービジュアル解禁 (C)WOWOW

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 物語の舞台は、昭和60年(1985年)の東京。痴情のもつれから、マンションの一室で放火殺人が発生する。逮捕された池松律子(松本)と、死亡した小説家・君塚公平は幼馴染だった。事件を担当する検事・津田口の取り調べにも、どこか浮遊しているような態度でするりと躱していく律子。津田口は事件の真相を追って、これまでに律子と関わってきた人物たちと接触し始める。

 次第に明らかになってくる律子の数奇な人生と、彼女を取り巻く男たちの姿。しかし、彼らが口々に証言する律子の印象は、すべてがバラバラであった。津田口は事件を深追いするほどに、徐々に律子という人物そのものに傾倒していく。

 映像は「被疑者・池松律子役の口から出てくる言葉はどこか人とは違っていた」という、検事・津田口の独白から始まる。そして、後に事件の被害者となる幼なじみ・公平に狂気的な暴力を振るったかと思えば、時には男を誑かしたり、健気に寄り添ったり、やさしいほほえみを見せたりと、男たちが語る「池松律子」のさまざまな印象が徐々にあらわになっていく。激しい雨が降るあの夜、マンションの一室で、律子と公平の間に一体何が起こったのか。

 津軽三味線小山流三代目・小山豊の奏でる主題曲「時雨」が、この物語の持つ切なさと緊張感を幾重にも奥深く演出する。松本の体当たりの演技はもちろん、松下洸平柿澤勇人加治将樹渋川清彦豊本明長宇野祥平が演じる律子を取り巻く魅力的な男性キャラクターも必見だ。

 さらに、この映像にあわせて、松本演じる池松律子のキャラクタービジュアル8種類が初解禁。夜叉のような女、娼婦のような女、嘘つきな女、柔らかい女、太陽のような女…と、彼女に関わってきた男たちが口々に証言する律子の印象はすべてがバラバラでつかみどころが無い。今回解禁された8種類のキャラクタービジュアルもそれぞれ異なった印象になっており、彼女の持つ複雑な魅力を垣間見ることができるだろう。

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