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宇多田ヒカル、庵野秀明監督『シンエヴァ』テーマ曲MV公開 「泣ける」と称賛続々

 シンガー・ソングライターの宇多田ヒカルの新曲で、2度の延期を経て8日に公開された映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング「One Last Kiss」(10日発売)のミュージックビデオ(MV)が9日午前0時にYouTubeでプレミア公開された。宇多田サイドからのオファーで、映画の原作・脚本・総監督の庵野秀明氏がMVの監督を務めた。

宇多田ヒカルが映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング「One Last Kiss」のMVを公開

宇多田ヒカルが映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング「One Last Kiss」のMVを公開

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 庵野監督は「現状可能なMVの作り方として、現場ディレクションなしで本人の自撮りなどによる撮影素材を送ってもらって、それを切り取りつなげて作品に仕上げる」方法を提案。監督からカメラ目線やリップシンクなどメールによる最小限の注文を受け、宇多田は細心のコロナ感染予防対策を取りながら、数名のスタッフとともにロンドン郊外で撮影を敢行した。

 スマートフォンを含めさまざまな機材で撮られた映像素材を受け取った庵野監督が日本で編集を行い、過去の大切な記憶をたどるような、切ない感情が湧き上がる作品が完成した。

 深夜公開にもかかわらず、プレミア公開時の同時視聴は6万9000人。公開から30分で20万再生を超え、10時間で80万再生を突破。急上昇ランク1位となっている。コメント欄では「シン・エヴァ公開日に観た翌日の朝、これを聴いて自然と涙が出た」「エヴァの映画観終わった後この曲聞くと、色んなキャラに歌詞が当てはまって泣けてくる」「映画見てから一晩たってもこの曲を聴くと泣きたくなります」「あのヱヴァンゲリヲンが完結を迎えるのに最もふさわしい曲だと思う」と作品との親和性に称賛の声が続々と上がっている。

 宇多田は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの全作品に楽曲を提供。第1作『序』(2007年9月公開)のテーマソングとして「Beautiful World」を書き下ろし。第2作『破』(09年6月公開)では同曲のアコースティックバージョンが使用され、第3作『Q』(12年11月公開)には「桜流し」を提供、シリーズ完結編となる映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のために今作「One Last Kiss」を書き下ろした。

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