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映画『鬼滅の刃』支えるファン約20万人 公開4ヶ月経過も異例の動員前週比+22.7% 2期発表効果か

 昨年10月16日に公開されたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の最新の興行収入が22日に発表され、公開129日間で動員2745万人、興収377億円を記録した。前週比は動員で+22.7%、興収で+24.7%という驚くべき数値となっており、公開4ヶ月経過した今でも興収約3〜4億円、動員約18〜20万人ペースをこの1ヶ月間維持している。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の新キービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の新キービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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 同作は、公開3日間で興行収入46億円、10日間で107億円、24日間で204億円、59日間で興収300億円、公開16日間で動員数1000万人、45日間で2000万人を突破した大ヒット映画。公開73日間で、それまで実写作品も含めた歴代の興行収入ランキング1位だった『千と千尋の神隠し』の316.8億円(興行通信社調べ)を突破しており、さらに記録を伸ばし続けている。

 驚くべきところは公開100日を経過しても、前週比+3〜4億円、動員18〜20万人を維持しているところ。現在、新たな入場者特典の配布などは実施していないが、先日テレビアニメ第2期が年内に放送されることが発表されたこともあって、ネット上では「あと一回は行きたい」「2期発表で400憶が見えたな」「春休みもあるし、まだ伸びそう」などと再び劇場に足を運ぼうとする動きが出ている。

 『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた漫画が原作で、コミックス累計1億5000万部を突破する人気作。大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台で、炭売りの少年・炭治郎は、人喰い鬼に家族を惨殺されたことで生活が一変し、唯一生き残ったが鬼になってしまった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つために旅に出るストーリー。

 2019年4月から9月にかけてテレビアニメが放送され、人気に火が付き社会現象化。アニメの最終話からつながる今回の劇場版は、鬼が乗っ取った“無限列車”を舞台に、炭治郎と炎柱・煉獄杏寿郎らが鬼と戦うストーリーが展開されている。なお、映画の続きを描く、テレビアニメ第2期が年内に放送されることが、14日に発表された。

■『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』最近の興行成績の推移(公開日2020年10月16日)
公開101日間:興収365億円、動員2667万人(前週比較+約4億円、+23万人)
公開108日間:興収368億円、動員動員2688万人(前週比較+3億円、+21万人)
公開115日間:興収371億円、動員動員2707万人(前週比較+3億円、+19万人)
公開122日間:興収374億円、動員動員2727万人(前週比較+3億円、+20万人)
公開129日間:興収377億円、動員動員2745万人(前週比較+3億円、+18万人)

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関連写真

  • 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の新キービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
  • 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の場面カット(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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