俳優の柳楽優弥が19日、都内で海外合作映画で初主演に挑んだ『ターコイズの空の下で(英題:UNDER THE TURQUOISE SKY)』(26日公開)の先行プレミアム上映の舞台あいさつに参加。鏡とマネージャーとの会話を禁止されて撮影に臨んでいたことを明かした。 モンゴルで3週間にわたって撮影した本作。KENTARO監督は「コマーシャルみたいな演技が嫌」という思いがあり「彼をナチュラルに撮りたい気持ちがあった」と振り返る。演出も即興的な指示があったそうで、柳楽は「僕がデビューした是枝(裕和)さんの作品もそういう演出だった。それが居心地がよかった。キャラクターっぽい役が20代は続いた時期だったので、自分らしく現場にいていいんだと気づかせてくれたような監督」と出会いに感謝した。
2021/02/19