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【年間TV出演ブレイク本数】フワちゃん現象に沸いた1年 ネットとテレビをつなぐ存在に

 テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターは2日、『2020テレビ番組出演本数ランキング』を発表。昨年の出演本数と比べた「増加番組数」による『2020ブレイクタレントランキング』では、芸人でYouTuberのフワちゃんが45本から330本の【285本増】で2位にランクイン。その年話題となった新語・流行語を決定する年末恒例の『2020 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)トップ10にも、芸名の「フワちゃん」で選出されるなど、まさに“フワちゃん現象”とも言っても過言ではないほどの活躍を見せた。

『2020ブレイクタレントランキング』2位にランクインしたフワちゃん (C)ORICON NewS inc.

『2020ブレイクタレントランキング』2位にランクインしたフワちゃん (C)ORICON NewS inc.

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 誰にでも物怖じしない姿勢と、爆発的なキャラクターで注目を集めたフワちゃんだが、5月29日に放送された『あたらしいテレビ 徹底トーク2020』(NHK総合)では、コロナ禍で変わりつつあるテレビの現状についてトーク。無邪気な面を押し出して、出演者たちを巻き込んで大きな流れを作る一方で、冷静な視点も持ち合わせており、人気を確立させていった。

 放送批評懇談会が選定する『2020年7月度ギャラクシー賞月間賞」でも、芸名の「フワちゃん」として受賞。『徹子の部屋』(テレビ朝日)『水曜日のダウンタウンSP』(TBS)への出演が評価されての受賞となったが、選評では「YouTubeから進出し、異色な活躍が目をひくフワちゃん。特に今月は、テレビ朝日『徹子の部屋』で黒柳徹子と一歩も引かずに掛け合い、TBS『水曜日のダウンタウンSP』の企画で東京都知事選挙に絡めてネットスキルを駆使してSNS投稿をバズらせるなど、テレビとネットを見極めた、特筆すべき才能を見せた」と説明されており、テレビとネットを引き合わせる存在としても高く評価されている。

 1日に行われた『流行語大賞』授賞式では「今年、初めて芸能界に来たけど、新しい友だちもできた。『フワちゃん、忙しいでしょ』って聞かれるけど、毎日、遊んでいるみたいで楽しかった」と大忙しの1年を回顧。「2020年はいろんな大御所と友だちとなった。(明石家)さんまも(ビート)たけしも(黒柳)徹子も小池百合子も、みんな写メ撮った。みんなと友だちになれて楽しかったから2021年は海外のマブダチを作りたい。キャメロン・ディアスとロバート・デ・ニーロとオードリー・ヘップバーン」との野望を掲げるなど、らしさを貫いていた。

 圧倒的なパワーで、周りの人を惹きつける“フワちゃん現象”が、来年以降どのように波及していくか注目が集まる。

■2020ブレイクタレントランキング
1位 297本増 ぺこぱ
2位 285本増 フワちゃん
3位 280本増 3時のヒロイン
4位 198本増 生見愛瑠
5位 170本増 四千頭身
6位 154本増 ミルクボーイ
7位 151本増 ティモンディ
8位 130本増 エイトブリッジ
9位 127本増 山之内すず
10位 98本増 ぼる塾

【調査概要】
調査項目:タレント番組出演本数(出演番組の放送回数分をカウント)
調査期間:2020年1月1日〜11月29日
調査対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波オンエア分)
・グループ出演と個人出演の合算にて集計
・放送局所属のアナウンサーは対象外とする
・通販番組出演者は対象外とする
・再放送番組は対象外とする
・ナレーション出演は対象外とする
(すべてニホンモニター調べ/同社サイト:http://www.n-monitor.co.jp/pdf/20201202ban.pdf)


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