今年最も話題となった言葉を選ぶ『現代用語の基礎知識選 2020ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が5日、発表された。今年は日本だけではなく、世界中が新型コロナウイルス関連の話題一色になった年。ノミネート30語には「アベノマスク」「3密(三つの密)」「おうち時間/ステイホーム」「テレワーク/ワーケーション」といった関連語が多数選出。一方で、自粛ムードが続く中でも、楽しみや流行もあり「あつ森」をはじめ、映画化された「鬼滅の刃」、動画配信ドラマ「愛の不時着」、『半沢直樹』の「顔芸/恩返し」なども入った。 2020年度の傾向として同事務局は「ノミネート語すべてが、新型コロナウイルス関連でもおかしくない程、新語が登場。しかも、これまで存在する言語が独特の使われ方をした。オンライン、テレワーク、ステイホーム、クラスターなど、カタカナ語が氾濫する中で、『三密』は日本語らしい語で、多くの人に感染予防語として浸透」と解説。また、コロナ禍の中でも「人気アニメ『鬼滅の刃』の映画化、動画配信ドラマ『愛の不時着』、倍返し顔芸の『半沢直樹』などが話題作品となった」と分析している。
2020/11/05