女優でモデルの南沙良(18)が、きょう5日にNHK・Eテレで放送されるETV特集『敏感くんたちの夏』(後11:00)のナレーションを担当した。この番組で取り上げるのは、とても敏感で繊細な子どもたち「HSC(Highly Sensitive Child)」が、同じ悩みを持つ仲間と出会い、自分の生きる道を見つけていくまでの“物語”。ナレーションを務めたことを通して、南が学んだこととは? HSCは、およそ20年前、アメリカの心理学者が書籍で発表した概念。病気や障害ではなく生まれつきの気質で、人の感情を自分のことのように受け止める「共感力」が高いなどとされる。ほかにも物事を深く受け止める、過剰に刺激を受けやすい、ささいな変化にも気づくなどの特徴があり、海外の調査では程度の差はあるが 5人に1人ほどいるとされている。近年日本でも、不登校や引きこもりとの関連が注目されている。
2020/09/05