日本テレビ系『金曜ロードSHOW！』（毎週金曜 後9：00）は、人気アニメ『名探偵コナン』の名作テレビスペシャルの放送を発表。9月11日には、2016年に放送開始20周年を記念して放送された『エピソード“ONE”小さくなった名探偵』。翌週の18日には、14年に原作連載開始20周年を記念して放送した『江戸川コナン失踪事件　史上最悪の二日間』が放送される。

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　『エピソード“ONE”小さくなった名探偵』は、工藤新一はなぜ江戸川コナンになってしまったのか…。原作者・青山剛昌氏全面監修のもと、第1話「ジェットコースター殺人事件」を完全新作として新たに作り上げた作品。第1話で描き切れなかったキャラクターたちの行動や気持ちなどを肉付けし、黒ずくめの組織に従いアポトキシン4869を開発するシェリー（灰原哀）も登場。

　コナンと出会う前の少年探偵団や阿笠博士や毛利小五郎も描かれ、新一と蘭がトロピカルランドでデートすることになった理由など、その後の物語に繋がる伏線も張り巡らされている。

　『江戸川コナン失踪事件　史上最悪の二日間』では、銭湯にきたコナンが転倒して気を失ってしまう。怪しい男2人が「病院へ運ぶ」と言って車で連れ去るが、それは裏の世界で有名なアドリブのタツと伝説の殺し屋・コンドウ―だった。コナンは、頭を打ったショックで記憶喪失になり、複雑に絡み合うミステリーが描かれる。

　脚本を手掛けたのは、映画『鍵泥棒のメソッド』（12年）で「第36回日本アカデミー賞」最優秀脚本賞を受賞した内田けんじ氏。同映画の後日譚にもなっており、本作に出演した香川照之と広末涼子が、同じ役の声優を担当している。