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俳優の渡辺謙が9日、都内で行われた映画『Fukushima 50』カムバック上映舞台あいさつに登壇。きょう7月9日は、渡辺が演じた福島第一原発所長の吉田昌郎さんの命日であることから、吉田さんへの思いや、コロナ禍でのエンタメ業界への思いを語った。 吉田さんは、食道がんのため2013年7月9日に58歳で亡くなった。渡辺は「災害が起きたときに何が大事か。現場の声なんです。現場で何に困っているのか、その声を切に聞いて、政府とも戦ったのが吉田さんだと思います」と思いをはせ「この日に、もう一度この映画を届けられる。現場を大事にした“所長”を感じていただければ、吉田さんも喜んでくれると思います」と、しのんだ。

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  • 福島原発・吉田所長の命日に思いを語った渡辺謙 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『Fukushima 50』カムバック上映舞台あいさつに登壇した佐藤浩市 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『Fukushima 50』カムバック上映舞台あいさつに登壇した(左から)渡辺謙、佐藤浩市 (C)ORICON NewS inc.

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