女優の浜辺美波が主演で、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二が共演する映画『思い、思われ、ふり、ふられ』（8月14日公開）の本ポスタービジュアルと、邦画業界初の“動き出すポスター”映像が、解禁になった。

　原作は、漫画『ストロボ・エッジ』『アオハライド』に続く咲坂伊緒氏の“青春三部作”の最終章。1人目のヒロイン・山本朱里を浜辺、2人目のヒロイン・市原由奈を福本、3人目の登場人物・山本理央を北村、最後に乾和臣を赤楚が演じる。メガホンをとるのは『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』（2016年）、『フォルトゥナの瞳』（19年）など、多くの恋愛作品を手がけている三木孝浩監督。

　ポスター映像では、それぞれを切り取った4種類が解禁になり、朱里バージョンでは「みんなが幸せになる方法があればいい。いつだってその為の選択をしてる」と自分のことを後回しにしがちな彼女の言葉。理央バージョンでは「苦しかったあの場所から連れ出してくれた彼女は、いつの間にか自分を追い越して、ずっと先を歩いてた」と迷い続ける彼の言葉が添えられる。

　由奈バージョンは「現実はおとぎ話みたいには終わらないことを知る。私たちは高校生で、まだ夢の道半ばで、そして無力だ」と初めての恋に戸惑いながらも現実を知ることになる彼女の心境が描かれている。和臣バージョンは「あの時、自分の気持ちは消さなきゃって決めたのに。忘れていいなら全てを忘れてしまいたい」と自分の気持ちに素直になれない彼の姿が映し出されている。

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