俳優・藤岡弘、（74）の長男・藤岡真威人（まいと　16）が出演する『セガ設立60周年プロジェクト』の『せが四郎』動画シリーズ第3話「決意篇」が3日、公開された。

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　6月3日に設立60周年を迎える同社は、4月から2021年3月までを『セガ設立60周年』と位置づけ、国内外に向けさまざまなスペシャルコンテンツを展開。その一環として、全3話を通じて、セガを愛してやまない謎の新キャラクター『せが四郎』の姿を描いたWEB動画シリーズを制作した。

　本動画シリーズが俳優デビュー作となる真威人は、新キャラクター『せが四郎（セガ、知ろう）』を演じる。セガを愛してやまない『せが四郎』が成長する姿を通じ、60周年を契機にさらに強く前進していくセガグループの姿勢を伝えていく。第1話「登場篇」は3月25日、第2話「秘密篇」は4月23日に公開されている。

　第3話では、せが四郎の前に、突如謎の男『セガハタンシロー』が登場。セガを守るべくセガハタンシローに立ち向かうせが四郎だったが、その屈強な体つきの男に苦戦を強いられてしまう。そして父の形見である柔道着に腕を通し、不屈の精神で挑み、背負投で見事勝利を収める。

　そしてセガハタンシローの正体が、藤岡演じる父・『せがた三四郎』だったと判明する。「お前の成長を確かめたかった。今のお前ならセガを守っていける」と息子の成長を喜び、セガを守る使命を託すせがた三四郎。続けて「俺はかつてのセガの象徴だ。これからはお前が新しいセガを守っていくんだ。せが四郎、俺を超えていけ！」と問いかけ、宇宙まで投げ飛ばされる…、とストーリーが展開していく。

　撮影では、藤岡が真威人に父親として“熱い”アドバイスを送った。真威人がこの日一番の気合いを見せたシーンは、身構えながら「セガは僕が守る！」と力強く言い切る場面。動きとセリフのタイミングに悩んだ真威人は「手の先まで力をみなぎらせるように」「戦う前は目に力を入れるんだ」と藤岡のアドバイスを受けながらスタジオの隅で何度も練習を繰り返し、本番に臨んだ。気迫に満ちた演技を見た藤岡は「すごくいいぞ！」と鼓舞するように声をかけ続け、真威人は無事に難関を突破した。

　また藤岡はインタビューで親子共演の感想を問われ「まさか自分の息子が後を継いで、同じような役をやるとは…。こんなことがあるんですね。こんなデビューの場を作っていただいた皆さんには、感謝しなければいけません。彼（真威人）にとっては大きな出発ですが、（演技中の）真剣な眼差しを見て親としてうれしくなりました」としみじみ語っていた。

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