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厳しい映画業界、公開延期は120本超え TOHOシネマズ発表の3月興収は前年比41.2%に

 新型コロナウイルス感染拡大による政府の「緊急事態宣言」発令を受け、全国の映画館では220サイト以上が営業を休止。公開延期となる作品も後を絶たず、これまでに120本を超えている。ゴールデンウィーク公開作品も、ほとんどが延期を決定しており、4月中の大規模作品の封切り予定はなくなった。

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C)DC Comics

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C)DC Comics

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 その中で、興行通信社が発表する動員数では、先週に続き『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が1位、広瀬すずと吉沢亮が共演する『一度死んでみた』が2位と、先週と順位の変動はなかった。拡大公開から14週を迎えた『パラサイト 半近くの家族』は、動員数333万人を突破、興収は45億円に迫っている。

 また、TOHOシネマズが先週発表した3月の東宝グループ館の興行成績は、前年比41.2%に落ち込んでいる。
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