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稲垣吾郎が演じる大久保利通のビジュアル解禁 武田鉄矢は“人生最後”の龍馬役

 2016年8月に「余命3ヶ月」と宣告された大林宣彦監督の最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(4月10日公開)に大久保利通役で出演する稲垣吾郎、坂本龍馬役の武田鉄矢、西郷隆盛役の村田雄浩のビジュアルが解禁になった。

大久保利通を演じる稲垣吾郎 (C)2020「海辺の映画館?キネマの玉手箱」製作委員会/PSC

大久保利通を演じる稲垣吾郎 (C)2020「海辺の映画館?キネマの玉手箱」製作委員会/PSC

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 同作は、大林監督が20年ぶりに尾道を舞台にした作品。尾道唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎え、日本の戦争映画特集を見ていた若者3人は、劇場を襲った稲妻に包まれて、スクリーンの世界にタイムリープ。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島に。歴史上では原爆の犠牲になった移動劇団「桜隊」に出会い、彼らの未来を変えるため、戦争を知らない3人の若者が、歴史を変えようと奔走する物語が描かれる。

 解禁された場面写真は、倒幕に奮闘した大久保、西郷、坂本が集まり、日本の未来について談笑するシーン。大林監督は『ゴロウ・デラックス』に出演したときに「次は僕の映画に出てよ」と稲垣に依頼し、本作への出演につながった。

 稲垣は「時空を超え、思想を超え、宇宙をも一気にとび超えていく世界観。大林監督でなければ1本の作品に納めることは不可能だったと思います。みずみずしく自由に広がる想像力には驚かされるばかりです。大切なメッセージを届けてくださり、ありがとうございます」と大林組に参加できたことを喜んだ。

 武田は「人生最後の『龍馬役』です」と断言。「大林監督は後生の我らに映画の見方を懸命に教えておられるようで、映画に対する監督のラブレターのような作品ですよ」とコメント。大林組常連の村田は「出来上がった作品を見ても、強烈なメッセージをぶつけられ細かいところまで覚えていない。もう一度見ると、また違うメッセージに引っ張られて、興味が広がって収拾がつかなくなってます。いまだに監督の真意にたどり着いていません」と話している。

関連写真

  • 大久保利通を演じる稲垣吾郎 (C)2020「海辺の映画館?キネマの玉手箱」製作委員会/PSC
  • 大久保利通・稲垣吾郎と坂本龍馬・武田鉄矢が並ぶ(C)2020「海辺の映画館?キネマの玉手箱」製作委員会/PSC
  • 『海辺の映画館-キネマの玉手箱』より場面カット(C)2020「海辺の映画館?キネマの玉手箱」製作委員会/PSC
  • 『海辺の映画館-キネマの玉手箱』より場面カット(C)2020「海辺の映画館?キネマの玉手箱」製作委員会/PSC
  • 『海辺の映画館-キネマの玉手箱』より場面カット(C)2020「海辺の映画館?キネマの玉手箱」製作委員会/PSC

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