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玉木宏、高橋一生と初共演で双子役 40代初の主演作で「幸先が良い」

 俳優の玉木宏(40)が、4月14日放送スタートのカンテレ・フジテレビ系『竜の道 二つの顔の復讐者』(毎週火曜 後9:00)に主演することが、わかった。養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンスドラマで、復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木。竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二(39)を、玉木とは初共演の高橋一生が演じる。

カンテレ・フジテレビ系『竜の道 二つの顔の復讐者』に出演する玉木宏、高橋一生 (C)カンテレ

カンテレ・フジテレビ系『竜の道 二つの顔の復讐者』に出演する玉木宏、高橋一生 (C)カンテレ

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 同ドラマは、2015年に急逝した作家・白川道の未完の小説を実写化。ドラマ版ではオリジナルの展開と共に、波乱に満ちた竜一と竜二による復讐劇を結末まで描いていく。玉木演じる主人公・竜一は、22歳で竜二とは異なる顔を手に入れてから「斉藤一成」、「和田猛」と名前を変えながら、裏社会でのし上がっていく。竜二の前で見せる心優しい兄という本来の姿も含め、竜一は一人三役のように、激しい復讐心を抱く3人の男を巧みに演じ分ける表現力が求められる役どころ。

 一方で、高橋演じる竜二は、エリート官僚として職場で見せるスマートな表の顔と裏腹に、竜一と同様に激しい復讐心を抱いているという二面性を持った役どころ。そして、物語のキーパーソンとなるのが2人の血のつながらない妹・美佐。純粋な心を持つ妹・美佐へのそれぞれの思いが、復讐に身をゆだねていくなかで交錯し、次第に竜一と竜二の足並みにも乱れが生じることに…。

 40代で初主演を務める玉木は「40歳になったからといってそんなに意識的に何も考えはしませんが、今まで積み上げてきたものがまた違う形になって表れるのが40代だと思いますし、このタイミングでこの作品に出会えたことは幸先が良いなと思っています。共演者やスタッフの皆さんとより良いものにして、地上波でもこんな刺激的なドラマを作ることができるんだと再認識してもらえる作品にできたらと思います」と気を引き締める。

 初共演で弟を演じる高橋について玉木は「竜一と竜二はそれぞれ違うパートを生きていきながら、最終的なゴールは同じだと思うので、『二人で一つ』ということは頭の中におきつつ、劇中で『汚いことは俺がやる』といった竜一の言葉があるように、それぞれのやるべきことを全うする意識を持って芝居に臨みたいと思います」と意気込み。「具体的には、高橋さんと実際お芝居を合わせてみて、『こう出てくるんだな』ということを体感しながら作り上げていけたらと思います」と撮影に向け期待を込める。

 一方、兄・玉木に高橋は「今回、初めて玉木さんにお会いしましたが、その際に自分が感じた玉木さんの動きや話し方といった居住まいを、お芝居に活かしていきたいと思います」と意気込み。「竜一と竜二で、まるで自分を投影するかのように妹の美佐に対する『家族として愛するとはどういうことなのか?』といった考えの違いがあります。それが二人のお芝居を通してはっきりわかってくると面白いなと思います」と展望している。

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