5月に十三代目市川團十郎白猿を襲名する歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)が7日、5月〜7月にかけて東京・歌舞伎座で行われる襲名披露興行の発表会に出席。襲名後初となる5月大歌舞伎では、歌舞伎十八番の『勧進帳』と『助六由縁江戸桜』が上演される。海老蔵の長男・勸玄くん(6)は八代目市川新之助を襲名し、6月大歌舞伎の『外郎売』で初舞台に臨む。 『勧進帳』と『助六由縁江戸桜』は、七代目市川團十郎が市川宗家のお家芸として選定した18番の演目『歌舞伎十八番』。特に『勧進帳』は屈指の人気演目となっている。これらの演目となった理由について、海老蔵は「これをやりたいというのはなかったが、市川家ということで勧進帳、助六は外せない」と並々ならぬ思いを語った。
2020/02/07