合成麻薬のMDMAとLSDを所持したとして、麻薬取締法違反の罪で起訴された女優の沢尻エリカ被告(33)の初公判が1月31日、東京地裁(瀧岡俊文裁判官)で開かれた。被告人質問で沢尻被告が薬物使用の後悔を自らの言葉で語った。 黒のスーツに白のワイシャツ姿で入廷した沢尻被告。被告人質問で、弁護側から「薬物を使用してもたらされるものは何か」と問われ、「逮捕されて多くのことを失って初めて気づいたこと。それは自分の中で薬物をコントロールして、いつでも止められると思っていた。ですが、それは大きな間違いでした。気がつけば薬物を制するより、制される状態になっていました」と、薬物依存に陥っていたことを告白した。
2020/01/31