映画監督の山田洋次氏が19日、都内で行われた映画『男はつらいよ お帰り寅さん』プレミア試写会に出席。22年ぶりとなる新作では、シリーズ全49作を4Kデジタル修復した映像と、新たに撮影される映像が使用されているが、山田監督は1996年に亡くなった寅さん役の渥美清さんを思いながら「たくさんの回想シーンがあるんですけど、出来上がってみれば、やっぱり寅さんが主役なんですね。僕たちスタッフの渥美さんにもう1回会いたいという気持ちがそのまま映画に反映されている」と言葉に力を込めた。 過去の渥美さんの映像をつないでいくという今作の手法は、親交のある横尾忠則氏からの提案を受けて生まれたもの。山田監督は「今回の作品で、最初にキャストタイトルに出てくるのは渥美清なんです。現存してない俳優が、最初に出てくるのは今までの映画ではちょっとなかったなと思いますが、主役は寅さんなんだと。大天才だった渥美さんに捧ぐという形にしました。そういう思いがみなさんに伝わればいいな」としみじみ。「どんな風に寅さんを生きているように表現するか、とても難しい問題でしたが、同時に楽しいことでもありました。作業をすることでたっぷり渥美さんに会えた」と笑顔を見せた。
2019/12/19
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