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伊藤英明、僧侶の救命救急医役に挑戦 12年ぶりTBS連ドラ主演

 俳優の伊藤英明(44)が、来年1月スタートのTBS系連続ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(毎週金曜 後10:00)に主演することが、わかった。伊藤の同局主演は『孤独の賭け〜愛しき人よ〜』(2007年4月期)以来、12年ぶりとなる。伊藤演じる僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(まつもと・しょうえん)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う一話完結形式の医療ヒューマンドラマ。共演には中谷美紀ムロツヨシ松本穂香らが決定している。

来年1月スタートの金曜ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』に主演する伊藤英明(左上)、中谷美紀(右上)、松本穂香(右下)、ムロツヨシ(左下)

来年1月スタートの金曜ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』に主演する伊藤英明(左上)、中谷美紀(右上)、松本穂香(右下)、ムロツヨシ(左下)

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 ビッグコミック増刊号で連載中のこやす珠世氏による原作漫画(既刊5巻)をもとに映像化。幼少期に目の前でおぼれている幼なじみを救えなかったことから仏門に入り、さらに大切な人の死を前にして命を救いたいという思いから医者を志した照円は、救命救急医として医療に従事しながら、霊安室での枕経や、終末期の患者の心のケアといった僧侶としての仕事も兼任。法衣のまま救急センターに運びこまれた患者の処置にあたることもあり、時に患者に「自分が亡くなってしまったのでは?」と勘違いさせるなど騒動を起こしてしまうことも。

 また、何かにつけて念仏を唱えたり説法をしたりすることで、患者だけではなく同僚からも煙たがられてしまうが、本人は医師としても、僧侶としても明るく真面目に取り組んでいる。その一方で、美人に気をとられるなどの煩悩たっぷりな一面もあり、周囲の仲間からあきれられることもあるチャーミングさを併せ持つ人物でもある。

 伊藤は「この作品を手に取る前まで、医師という職業は『生』に近く、僧侶という職業は『死』に近い印象でした。けれど、原作を読み進めていくうち、医師も日々死に向き合い、僧侶もまた生に向き合い、もしかすると表裏一体をなすものなのかも知れないと感じているところです」と模索。

 「ありそうでなかった、医師で僧侶という役柄。患者の身体を医師の立場で、そして患者の心を僧侶の立場で救いたいという願いを持ち、またその中で自らの生き方をも模索する、そんな『生きる』ということに一生懸命な人間を観てもらえれば、と思っています」と呼びかけている。

 また、同ドラマでは、救命救急センター内でのほかの医師とのチームプレーはもちろんのこと、患者を救うため専門分野を持つ医師と手を組む必要があり、その専門医たちとの激しいやりとりも描かれる。中には心臓外科など、救急を「面倒なことを押し付ける厄介な存在」と捉えている部門もあり、そこに所属する医師と松本との“救命医VS専門医“の対決は、これまでの医療ドラマではあまり描かれなかった新たな視点となっている。

 照円と同じ救命救急センターの医師で、とは意見が異なる部分がありつつも、お互いの実力を認め協力しあう女医・三宅涼子(みやけ・りょうこ)を中谷、照円と度々衝突する心臓血管外科医・濱田達哉(はまだ・たつや)をムロ、その濱田の下で働く新人心臓血管外科医・児嶋眞白(こじま・ましろ)を松本が担う。なお、伊藤、中谷、ムロの3人は同級生であり、今回が初共演となる。

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  • こやす珠世『病室で念仏を唱えないでください』原作書影

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