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V6・井ノ原快彦×なにわ男子・道枝駿佑、お弁当映画で親子役共演

 TOKYO No.1 SOUL SET渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス)が、V6井ノ原快彦(43)主演で映画化されることが発表された。映画タイトルは『461個のおべんとう』となり、井ノ原は主人公・鈴本一樹(父親)役。息子の鈴本虹輝役には、関西ジャニーズJr.のユニット「なにわ男子」に所属する道枝駿佑(17)が抜てきされた。2020年秋、全国公開予定。

3年間お弁当を休まず作り続けることを約束した親子の成長と絆を描く映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦と道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が父子役で共演(C)2020「461個のおべんとう」製作委員会

3年間お弁当を休まず作り続けることを約束した親子の成長と絆を描く映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦と道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が父子役で共演(C)2020「461個のおべんとう」製作委員会

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 原作者の渡辺は、高校生の息子のために毎日お弁当を作り続け、その記録をSNSで発信してきた。お弁当のクオリティーの高さもさることながら、親と子の交流が温かく描かれた笑いあり涙ありのエピソードが話題となり、書籍化。「料理本で泣いたのは初めて」「温かい父子関係に憧れる」「家族の意味を考えさせてくれる特別なお弁当エッセー」など、反響を呼んだ。

 3年間お弁当を休まず作り続けることを約束した親子の成長と絆を描く本作のメガホンを取るのは、映画『キセキ -あの日のソビト-』(2017年)、『泣くな赤鬼』(19年)など、心温まる話題作を撮り続ける兼重淳監督。原作者の渡辺が音楽を手掛ける。

 ミュージシャンでありながら毎日息子のためにお弁当を作る父・一樹を演じる井ノ原は「この作品はお弁当を作るシーンも多いので自宅で料理の勉強をしています。特に、卵焼きは1日3個は作るようにしています」と、役作りに余念がない。

 息子・虹輝役の道枝は、ドラマ『母になる』(17年、日本テレビ)の柏崎広役で一躍話題となったが、「メインの役どころで映画に出演するのが初めてだったので、楽しみもありつつ不安もありつつといった両方の感情が一気に押し寄せています」とコメント。

 共演が決まって、井ノ原から道枝へ連絡したそう。しかもその時「井ノ原さんが『親子だから、敬語じゃなくてタメ口でいいよ。怒らないから大丈夫だよ』と言ってくださったので、敬語を使わずにお話しています」と道枝が明かす。「ちょっと気を遣うところもありますし、探り探りなところもありますが…。僕がスタッフさんにお芝居を確認したい時、井ノ原さんは(自分の演技とは)関係ないのに、いつも段取りに付き合って下さったり、いつも笑顔ですごい優しい方だなという印象です」。

 井ノ原も「撮影中は毎日2人でお弁当を食べたり、撮影がないときでも他愛のないメールをして仲良くしてもらっています。本当に息子でもおかしくない歳の差ですが、2人で話しているときは楽しくて、僕の知らないゲームや音楽を教えてもらったり、なんだか新しい友達が出来たような気持ちです」と話している。

 本作は、今月1日にクランクインし、現在撮影の真っ最中。「撮影はスタッフ、出演者一同和気あいあいと順調に進めています。お弁当、音楽、青春と恋愛、そして親子の物語です。来年の公開をお楽しみに!」と井ノ原。

 道枝も「普段は歌って踊っているので、やはりお芝居とは違いを感じます。この映画は、親子の絆を描いたほっこりする物語なので、ぜひ皆さん期待していて下さい」とアピールしている。

■お弁当の思い出

【井ノ原快彦】お弁当といえば、学生時代に母が作ってくれたお弁当を思い出します。ある日開けてみたらうさぎ型のリンゴが入っていました。思春期の僕にはそれがなんだか恥ずかしくて、隠しながら素早く食べたことがありました。誰も僕のことなんか気にしていないのに、必死にうさぎのリンゴを隠している自分。今考えると愛おしい思い出です。

【道枝駿佑】 今作のキーアイテムのお弁当の思い出ですが、小学生の時は給食で、お弁当は遠足の時や修学旅行の時しかなかったのですが、なぜかお弁当箱がすごく小さく、手のひらより一回りくらい大きいサイズでした。そしてなぜか毎回白ご飯ではなくておにぎりが3つくらい詰められていたので、白ご飯にしてほしいなとは思っていました(笑)。でも親には言えなかったんですけど。

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