ディズニー公式エンターテイメントサービス「Disney DELUXE(ディズニー・デラックス)」で先行配信中、そして今秋にディズニー・チャンネルで放送を控えるディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー最新作『ディセンダント3』のプロモーションのため、主演のダヴ・キャメロン(23)(『眠れる森の美女』マレフィセントの娘マル役)と、ブーブー・スチュワート(25)(『アラジン』ジャファーの息子ジェイ役)が来日。ORICON NEWSの単独取材中、メッセージ動画の撮影にも応じ、「(日本語で)ダイスキ!」と声を合わせた。
ディズニー・ヴィランズ(悪役)の子どもたちを主役にしたオリジナル作品として、『ディセンダント』がディズニー・チャンネルで初放送されたのは、2015年。悪役の子どもは、親と同じ悪の道に進むしかないのか? 自分たちの手で新たな人生を切り拓くことができるのか? 悪名高き親を持つがゆえの子どもたちの葛藤や、思春期の若者たちでもあるマルたちの心の成長、友情、そして初恋を、圧巻の歌とダンスとともに描いた。
第2弾『ディセンダント2』は2017年に放送。プロモーションのため、ダヴとソフィアが初来日。第3弾にして最終章となる『ディセンダント3』のプロモーションでは、ダヴが2年ぶり2回目、ブーブーは初来日となった。
■シリーズ完結編にふさわいい物語
――『ディセンダント3』でシリーズが完結するというのはどの段階で知ったのですか?
【ダヴ】1作目の時、2作目が決まっていたわけではなく、2作目の時も3作目があるかどうかはわからないまま、撮影に入っていたんですけど、3作目が決まって、脚本を読んだ時に「こうやって完結するんだ」と直感しました。ディズニーから公式に「これが最後だよ」と言われることはなかったんですが、共演者たちとも「最後だね、きっと」という共通認識を持って撮影に入っていたと思います。改めて、シリーズ完結編にふさわいい物語で終わることができて、よかったです。
【ブーブー】そうだね。僕も最後だと思って、撮影していたよ。エンディングでみんなが歌って躍る「Break This Down」の撮影の時は、1作目から僕らと一緒だった多くのダンサーたちもそこで一緒に歌っていたんだ。
――みんなで「ディセンダント」シリーズを卒業できたんですね。ところで、撮影の最終日は夜通しみんなで過ごしたと伝え聞いていますが…。
【ダヴ】ブーブーが今言ったエンディングのダンスを踊った橋の上にしばらくみんなといて、この4、5年間のことを思い出して、感慨に浸ったわ。とにかく撮影の最終週は、すべてを目に焼き付けておこうと思って、濃密な時間を過ごせたと思う。まさか自分があんなに名残惜しい気分になるなんて、思いもよらなかった。おっしゃるとおり、最後の日の夜は、ファストフードをいっぱい買って、私の部屋でみんなと一晩、過ごして、泣いたわ。前の2作の撮影が終わった時とは全然違ったわね。ところで、ブーブー、あなたはいたかしら?(笑)
【ブーブー】う〜ん、僕はわからないよ(笑)
【ダヴ】私たちが「ブーブー」って呼んだ時は、もういなかったのよ。ブーブーはウィッグをつけていないので、メイクを落とすだけで帰れるから、私たちが解放される頃には、帰っちゃっていることがよくあったの。きっと、その日もメイクを落としてさっさと帰っちゃったのね。
【ブーブー】そうだったかもな(笑)。
■カルロス役のキャメロン・ボイスさんを追悼
――8月2日の全米初放送の直前に、カルロス役のキャメロン・ボイスさん訃報が届き、日本のファンも涙しました。キャメロンさんについて何かお言葉はありますか?
【ダヴ】彼が亡くなったという現実を受け入れるのは、難しいことです。一緒に作品を作ってきて、彼の良いところをたくさん知ってきたし、彼の存在は私の人生の一部でもあるんです。そうですね、共演者として、キャメロン自身のことはもちろん、「ディセンダント」シリーズやキャメロンが演じたカルロスのことを愛してくださっているファンの方々には、彼の死を悲しむだけでなく、彼のことをより近くに感じて、彼を思う気持ちを大切にして、そしてよりよい日々を過ごしていってほしいなと思います。
【ブーブー】僕もショックで、おかしくなりそうだった。そんな時、ダヴが言ってくれんだ。いまはそれでいいんだよって。大切な人の死という出来事を悼み、受け入れるまで、人それぞれいろんな感情になるんだから、いいんだよって。その言葉に救われました。
――「ディセンダント」シリーズの好きなところは?
【ブーブー】若い人にインスピレーションを与えるとともに、歌やダンスややアートを生み出す自己表現のきっかけをもたらすところかな。ファンが劇中のダンスの振り付けを覚えて踊ってくれたり、コスプレを楽しんでくれたり。7歳の子が躍っている姿を見て、本当にすばらしい作品に出演できたんだな、と思ったよ。
【ダヴ】“悪役の子も悪なのか?”という葛藤が描かれてきましたが、恵まれた境遇であっても10代の頃は精神的に不安定になることはある。だからたくさんの視聴者の共感を集めるんだと思います。私は両親のことが大好きだったけど、本名ではなく、ダヴ・キャメロン(ダヴという名は、彼女が赤ちゃんだったときに父親がつけた愛称)という名で、女優・歌手としてやっていこうと決めたんですね。周りからどう思われようと、何を言われようと、自分で考えて自分で決めて、進んでいくことにしたんです。失敗しても、人生は自分で書き進めていく物語だというメッセージも受け取ってもらえるとうれしいです。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
ディズニー・ヴィランズ(悪役)の子どもたちを主役にしたオリジナル作品として、『ディセンダント』がディズニー・チャンネルで初放送されたのは、2015年。悪役の子どもは、親と同じ悪の道に進むしかないのか? 自分たちの手で新たな人生を切り拓くことができるのか? 悪名高き親を持つがゆえの子どもたちの葛藤や、思春期の若者たちでもあるマルたちの心の成長、友情、そして初恋を、圧巻の歌とダンスとともに描いた。
第2弾『ディセンダント2』は2017年に放送。プロモーションのため、ダヴとソフィアが初来日。第3弾にして最終章となる『ディセンダント3』のプロモーションでは、ダヴが2年ぶり2回目、ブーブーは初来日となった。
■シリーズ完結編にふさわいい物語
――『ディセンダント3』でシリーズが完結するというのはどの段階で知ったのですか?
【ダヴ】1作目の時、2作目が決まっていたわけではなく、2作目の時も3作目があるかどうかはわからないまま、撮影に入っていたんですけど、3作目が決まって、脚本を読んだ時に「こうやって完結するんだ」と直感しました。ディズニーから公式に「これが最後だよ」と言われることはなかったんですが、共演者たちとも「最後だね、きっと」という共通認識を持って撮影に入っていたと思います。改めて、シリーズ完結編にふさわいい物語で終わることができて、よかったです。
【ブーブー】そうだね。僕も最後だと思って、撮影していたよ。エンディングでみんなが歌って躍る「Break This Down」の撮影の時は、1作目から僕らと一緒だった多くのダンサーたちもそこで一緒に歌っていたんだ。
――みんなで「ディセンダント」シリーズを卒業できたんですね。ところで、撮影の最終日は夜通しみんなで過ごしたと伝え聞いていますが…。
【ダヴ】ブーブーが今言ったエンディングのダンスを踊った橋の上にしばらくみんなといて、この4、5年間のことを思い出して、感慨に浸ったわ。とにかく撮影の最終週は、すべてを目に焼き付けておこうと思って、濃密な時間を過ごせたと思う。まさか自分があんなに名残惜しい気分になるなんて、思いもよらなかった。おっしゃるとおり、最後の日の夜は、ファストフードをいっぱい買って、私の部屋でみんなと一晩、過ごして、泣いたわ。前の2作の撮影が終わった時とは全然違ったわね。ところで、ブーブー、あなたはいたかしら?(笑)
【ブーブー】う〜ん、僕はわからないよ(笑)
【ダヴ】私たちが「ブーブー」って呼んだ時は、もういなかったのよ。ブーブーはウィッグをつけていないので、メイクを落とすだけで帰れるから、私たちが解放される頃には、帰っちゃっていることがよくあったの。きっと、その日もメイクを落としてさっさと帰っちゃったのね。
【ブーブー】そうだったかもな(笑)。
■カルロス役のキャメロン・ボイスさんを追悼
――8月2日の全米初放送の直前に、カルロス役のキャメロン・ボイスさん訃報が届き、日本のファンも涙しました。キャメロンさんについて何かお言葉はありますか?
【ダヴ】彼が亡くなったという現実を受け入れるのは、難しいことです。一緒に作品を作ってきて、彼の良いところをたくさん知ってきたし、彼の存在は私の人生の一部でもあるんです。そうですね、共演者として、キャメロン自身のことはもちろん、「ディセンダント」シリーズやキャメロンが演じたカルロスのことを愛してくださっているファンの方々には、彼の死を悲しむだけでなく、彼のことをより近くに感じて、彼を思う気持ちを大切にして、そしてよりよい日々を過ごしていってほしいなと思います。
【ブーブー】僕もショックで、おかしくなりそうだった。そんな時、ダヴが言ってくれんだ。いまはそれでいいんだよって。大切な人の死という出来事を悼み、受け入れるまで、人それぞれいろんな感情になるんだから、いいんだよって。その言葉に救われました。
――「ディセンダント」シリーズの好きなところは?
【ブーブー】若い人にインスピレーションを与えるとともに、歌やダンスややアートを生み出す自己表現のきっかけをもたらすところかな。ファンが劇中のダンスの振り付けを覚えて踊ってくれたり、コスプレを楽しんでくれたり。7歳の子が躍っている姿を見て、本当にすばらしい作品に出演できたんだな、と思ったよ。
【ダヴ】“悪役の子も悪なのか?”という葛藤が描かれてきましたが、恵まれた境遇であっても10代の頃は精神的に不安定になることはある。だからたくさんの視聴者の共感を集めるんだと思います。私は両親のことが大好きだったけど、本名ではなく、ダヴ・キャメロン(ダヴという名は、彼女が赤ちゃんだったときに父親がつけた愛称)という名で、女優・歌手としてやっていこうと決めたんですね。周りからどう思われようと、何を言われようと、自分で考えて自分で決めて、進んでいくことにしたんです。失敗しても、人生は自分で書き進めていく物語だというメッセージも受け取ってもらえるとうれしいです。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
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2019/09/17