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池田エライザ、初の映画監督作品にリリー・フランキーや安部賢一ら実力派俳優が集結

 女優・池田エライザが初の映画監督に挑む作品のタイトルが『夏、至るころ』(2020年夏公開)に決定。さらにリリー・フランキーや安部賢一ら実力派俳優たちの出演も決まり、オーディションで選ばれた新人を含む主要キャストたちも発表になった。

(左上から時計回りで)倉悠貴、石内呂依、さいとうなり、杉野希妃、大塚まさじ、原日出子、リリー・フランキー、安部賢一、池田エライザ監督

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 池田監督が挑戦するのは全国の自治体と組んで制作する映画『ぼくらのレシピ図鑑』のシリーズ第2弾。同シリーズは、18年にスタートした地域の「食」や「高校生」とコラボしたおいしい青春映画制作プロジェクト。商業映画とは異なり、企画の段階から自治体や市民が参加することが特徴で、地元の食材や風景などが多く登場する。物語は福岡県田川市を舞台に、幼なじみの少年2人と不思議な少女が出会ったひと夏の胸騒ぎを、美しい田川の風景と力強い和太鼓が奏でる情緒的な音楽に乗せて描く。

 主役に抜てきされたのは、メ〜テレ制作のテレビドラマ『His〜恋するつもりなんてなかった〜』に出演した倉悠貴。映画初主演を務める。演じるのは心に葛藤がある高校生役で「心の揺らぎや感情と丁寧に向き合いながら、演じたいと思っています。素晴らしい作品になるよう、全身全霊で頑張ります」と気合い十分。

 ほかには、全国2012人のオーディションから選ばれた新人・石内呂依とAbemaTVの『恋愛ドラマな恋がしたい3』などに出演しているさいとうなりがメインキャストを担う。石内は「お芝居も映画に出演させていただくのも初めての経験で、合格したときは夢のようでした」と振り返り「池田監督にはとても感謝しています。自分なりに楽しくいい作品を創り上げていきたい」と意気込み。さいとうは「私が演じます都は、自分と重なる部分が多く、都さんと出会えたことに不思議な縁を感じています。素晴らしいロケーションが舞台になる作品ということで、豊かな自然に身を任せて等身大でお芝居を楽しめたらなと思います」と話している。

 安部は主人公の父親、リリーが祖父を演じるほか、母親役には杉野希妃、祖母役には原日出子。また、リリー演じる祖父をを昔からよく知るペットショップの店長役でミュージシャンの大塚まさじが出演する。撮影は今月中旬から田川市にて行われる。

■池田エライザ監督 コメント全文

・タイトルについて
 高校3年生。この夏が始まれば、この夏が終わってしまう。言語化できない気持ちを抱えた少年たちが、雲の高い空の下で今日も頭を抱えて生きている。そんな2人の高校生の心が、夏の魔法に魅せられ、世界が彩り豊かになっていく瞬間を切り取ろう。忘れられない思い出が生まれる瞬間に寄り添おう。そういう思いで、『夏、至るころ』というタイトルをつけました。そして、そんな少年達を優しく包み込む素敵な大人たちに、これまた素敵な役者様が集まってくださりました。皆様の心に触れるのが楽しみです。

・メインキャスト3人のキャスティング理由
 倉くんの陰と陽の狭間で漂うような立ち姿に、主人公の翔と同じ匂いを感じます。無限大な可能性を持つ彼に丁寧に向き合いたいと思います。ろいくんのお芝居を初めて見た時、素直に悔しいなあと思いました。技術的なことだけではなく、彼の今までの人生が創り上げた魅力がたっぷりと溢れ出していたからです。撮りこぼしてしまわぬようにスクリーンに出来る限り彼の素晴らしさをおさめたいと思います。なりさんは、見ている私たちを良い意味で不安にさせてくれます。次はどんな顔を見せてくれるのだろうか。なにを言い出すのだろうか。そんな彼女に心から惹かれました。この3人が起こす化学反応を一番近くで見ることが出来ることが幸せです。

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