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『はじめの一歩』初の舞台化 連載30周年記念で来年1月上演 演出はアニメ版・一歩役の喜安浩平

 人気ボクシング漫画『はじめの一歩』が初めて舞台化されることが、連載誌である7日発売の『週刊少年マガジン』(講談社)36・37合併号で発表された。舞台タイトルは『リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!!(ザ・グロリアス・ステージ)』で、作・演出はアニメ版で主人公・幕之内一歩役の声優を務めた喜安浩平、制作はネルケプランニングが担当し、漫画の序盤の物語を描く。主要キャストは9月に発表予定で、2020年1月に東京で上演される。

初めて舞台化される漫画『はじめの一歩』の告知ビジュアル (C)森川ジョージ/講談社・ネルケプランニング

初めて舞台化される漫画『はじめの一歩』の告知ビジュアル (C)森川ジョージ/講談社・ネルケプランニング

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 今回の舞台化は、1989年から連載をスタートした同作が、今年連載30周年を迎えることを記念して企画されたもの。作者の森川ジョージ氏は「舞台でボクシングというのが全くイメージわかなかったのですが、見学させていただいたオーディションでとんでもない熱気を感じました」と告白。

 「厳しいアクションを伴う演技も彼らならきっとやりきってくれるはずです。脚本、演出はアニメ一歩役の喜安浩平さんです。誰よりも一歩を知っている人物が世界観を作ってくれます。制作のネルケプランニングさんには信頼しかありません。スタッフ、演者に恵まれ原作者として幸せです。皆さまの声援がより一層試合を盛り上げることになると思います。ぜひ会場に足をお運び下さい」とコメントを寄せた。

 演出を手掛ける喜安は、2000年に放送された同作のアニメで主人公・一歩役で声優デビュー。その後、『テニスの王子様』海堂薫役など多数の作品で主要キャストを演じる中、近年では、テレビドラマ・映画の脚本でも活躍し、13年には脚本として参加した映画『桐島、部活やめるってよ』で、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞している。

 『はじめの一歩』は、『週刊少年マガジン』1989年43号より連載がスタートしたボクシング漫画。内気でいじめられっ子の主人公・幕之内一歩は、ひょんなことからボクシングに出会い熱中していく中、「強いってどういうことだろう?」という素朴な疑問を抱えながら、持ち前の頑張りで過酷な練習に耐え抜き強くなっていくストーリー。持ち前のハードパンチを武器に数多の強敵との死闘を勝ち抜き、チャンピオンを目指していく。

 2000年にはテレビアニメ化され、6クール全75話放送し、これまで3つの連続テレビシリーズとテレビスペシャル・OVA作品が製作。コミックスは、既刊125巻で累計発行部数は9600万部を突破(19年8月現在)し、91年度には第15回講談社漫画賞少年部門、19年度には第43回講談社漫画賞講談社創業110周年特別賞を受賞するなど、同誌の看板作品となっている。

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  • 初めて舞台化される漫画『はじめの一歩』の告知ビジュアル (C)森川ジョージ/講談社・ネルケプランニング
  • 漫画『はじめの一歩』が連載されている『週刊少年マガジン』 (C)講談社

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