アイドルグループ・NMB48の吉田朱里、村瀬紗英、太田夢莉、渋谷凪咲からなる“女子力ユニット”Queentetが9日、大阪城公園内の「COOL JAPAN PARK OSAKA」TTホールで行われたオーディション『美笑女グランプリ』開催発表会見に参加。オーディションのスペシャルサポーターに就任した4人は、自身のオーディション失敗談を明かし、照れる一幕があった。

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　女性人気が高まり続け、ライブの観客の半数以上が女性になるというQueentet。渋谷は「香りもちょっと違いますよね。いい意味で」と話し、MCを務めたタケトから「みんな、それ使いますけど万能な言葉じゃないですから」とツッコまれていた。

　同オーディションは所属タレント6000人を誇る吉本興業によるオーディション。笑顔の似合うマルチタレントを発掘する。映画、ドラマ、バラエティー番組の出演、モデルなどの特典が決まっている。豪華な特典に応援サポーターを務めるお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が「言い方がよくないかもしれないけど、一撃でNMB48を抜くんですね」とイジると、渋谷は「言葉が、めちゃくちゃ悪いです！」とかわいく抗議して笑わせた。

　4人はオーディションの思い出話をトーク。太田は「オーディションのときは小学校6年生だった。面接のときに『活動拠点のなんばまで、どれぐらいですか』と時間を聞いてくださったんですけど、交通費だと思って。『高すぎると落とされる』と思って『1000円以内は確実です』と珍回答をしてしまった」とぽつり。渋谷はダンス審査で大ハプニングがあったそう。「完璧に踊らなきゃと思ってたんですけど、踊れなくて…。仁王立ちで、ずっと笑ってたら合格しました。困ったときに、どう対応するのかを見ているのかな。技術は練習すればできるから」と懐かしんだ。そんなやり取りを聞いた井上は「他事務所より、ミラクルプレーが評価される事務所ですから！」と胸を張っていた。

　吉田はオーディションでの失敗談を問われると「おデコを見せてと言われまして、全力で出しました…。歯の矯正もしていたんですけど、いつ取れるか聞かれて『今すぐにでも取れます！』って言っちゃいました」と苦笑いで若き日を思い返した。一方、村瀬はハプニングがプラスに働いたそう。NMB48の2期生の最終オーディションが修学旅行の日程とかぶっていたため、「どうしても修学旅行に行きたくて」辞退する決意を固めたが、「沖縄だったんですけど台風が来て、修学旅行が延期になって受けることができました」とにっこり。「1回、断っちゃったんですけど入れました」と裏話を明かし、驚かせた。

　『美笑女グランプリ』の応募要項は2019年4月1日時点で12歳以上、22歳以下の女性。現時点で他のプロダクションに所属していないこと。オーディション過程より、WEB、テレビ番組、他メディアへの出演が可能、グランプリ後に特典に関するスケジュールがとれる人。未成年は親権者の同意が必要となる。応募は8月9日が締め切り。審査を経て、11月16日に最終審査を行う。

　昔は自身の笑顔がコンプレックスだったという渋谷は「人より笑ってしまうのがイヤだったんですけど、今は『笑顔がいいね』と言ってくださる。私自身も笑顔が大好きになった。『自分なんて』と思っている方も応募していただいたら世界が変わるし、自分自身のことも好きになれる」と体験を交えて呼びかけ。太田も「芸能界を目指していなくても、人前に出て人格が変わるかも。自分がそうなので、明るくなりたい方は」と奮っての参加を期待した。

　村瀬は「（グランプリ特典で）映画とかドラマとか雑誌が決まっている。どれをやりたいか定まってない方も自分の可能性にチャレンジできる。いい機会だと思う」と話し、吉田も「芸能界に憧れているなら、こんなチャンスはないです！」と笑顔を見せていた。