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Janne Da Arc解散にyasuが心境 現在もリハビリ「焦らずやらせてください」

 1日に解散を発表したヴィジュアル系ロックバンド・Janne Da Arcのボーカルyasuが18日、バンドの公式サイトで発表後初めて心境をつづった。2017年8月には頚椎の損傷など体の不調で自身のソロプロジェクト「Acid Black Cherry」の活動休止と療養を発表しているが、その後の体調についても明かしている。

Janne Da Arc解散にyasuが心境

Janne Da Arc解散にyasuが心境

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 「Janne Da Arc解散 正直なところ、こんなにたくさんの人達に惜しまれるバンドにまでなれたんだなと、初めて実感しています。これほどバンドマン冥利につきるものはないです」と書き出したyasu。解散について「決していい終わり方ではないけれど」としながらも「色んなコメントを読めば読むほど、13年近く活動してないバンドを支え続けてたファンの皆さんには感謝しかありません」とお礼を述べた。

 一方で「そしてこんな形での報告になってしまった事、本当に本当に申し訳ない。でも忘れないでほしいのはみんなも哀しいようにJanne Da Arcのメンバーも、そしてスタッフ、関係者のみんなも、そして僕も哀しいって事。誰もこんな結末を望んでなかった事くらいわかってる。でもねわかっていてもどうしようもない事ってあるんだなって」、「このまま色んな事を話したい気持ちはあるけれど、敢えてこの言葉だけにした思いを察してもらえたら嬉しいです」とファンへのお詫びとバンドの決断に理解を求めた。

 また、現在の体調や近況についても明かした。「相変わらずリハビリとプータローの日々を過ごしておりますが、正直首をやって以来、情け無い話ですが昔のような強い声が出なくなりました。唄の前にまず体を戻さないとという感じです」と回復の途上であることを伝え、「この感情って伝わりにくいと思うけど、自分が作った歌が歌えなくなるってなかなかつらいものなんですよ。だからそんな奴が担ぎ上げられたところで、やれるのはここまでかなと思います。哀しいもので、アゴや首が良くなる毎に、今までよくこれでやってきてたなと自分でも感心してます」と本音も吐露している。

 その上で、今後については「すごく身勝手な言い分だけど、今はそんな自分を少し労わりたいと感じていて、これからは林保徳としての人生を見つめ直そうと思ってます。今の僕は声出ないおじさんなので、とりあえず歌えるおじさんくらいまでには戻したいなとは思ってますが、それも焦らずやらせてください」とつづった。

 最後は「淋しいけどメンバーみんな一緒にリセットボタンということで、改めて本当に今までありがとうございました。これからもメンバーの応援よろしくお願いします」と呼びかけ、結んでいる。

 Janne Da Arcは1999年5月19日に、シングル「RED ZONE」でメジャーデビュー。2007年から活動休止しメンバーは個々の活動を展開していたが、今月1日、ベーシストのka-yuが3月31日をもって脱退したことを受けバンドの解散を発表していた。

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