お笑い芸人の東野幸治とナインティナインの岡村隆史による日本テレビ系旅番組『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』シリーズ15が4月10日に深夜1時29分よりスタートする（※関東ローカル）。恒例の東銀座の喫茶店・ばじりこにて初回収録が行われ、2人が囲み取材に参加。シリーズが放送されてから10年経ち2人は「最初はTBSの正月特番で日テレさんの『箱根駅伝』の裏番組だった。それが今、日テレさんで放送されているのは感慨深い」と歴史を振り返った。

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　タイやロシア、瀬戸内海に五島列島など国内外問わず色んな場所を旅してきた2人。日本と海外を比べて岡村は「トイレ事情やシャワーの水の勢いが違いますよね。日本に住んでいて当たり前だと感じていたものが、海外だと全然違うので有り難みを感じます」と告白。

　東野は「サッカーの中田英寿さんと同じ気持ちですね。世界を旅する中田さんは『日本ってどんな国ですか？』と聞かれて、うまく答えることができなかったから、日本国内を旅するようになったと聞いています。外を見て中も気になるようになったのかなと」と語った。

　今後の番組に懸ける思いについて「さらに10年続けたい」という東野に対して岡村は「来年は東京オリンピックが控えている。『オリンピックはテレビ観戦でいいや〜』という視聴者のことも考えて、国内の旅ではなく、逆に海外に行くのもあり」と提案。

　東野は「東京オリンピック見たくない？」と言いつつ「あー、でも日本に訪れる海外の方が多いから、外国の旅で空いてそうですね」と納得。すると、岡村は「大きなイベントでチケットは入手できず、どうせ見られないですか…。東野さんは、プライベートで一般人の社長さんと知り合いになったみたいで観戦できると思いますが」とプライベートを暴露。

　その社長とは2年前に大阪にあるサウナで知り合い、「2週間に1回の頻度でサウナで会っている」と告白した東野は「この歳でヨゴレ芸人になりました」と大笑い。「『今度ハワイ旅行に行くけど、家族と一緒にどう？　費用はこっちが負担するから』と言われて驚きましたね。『キタキタキタキタ！　これが業界でうわさの社長や！』と。ただ、スケジュールが合わず断りましたが」と当時を振り返った。

　また先日、社長と高級料理店で食事をしたそうで「ヨゴレていると実感しましたね。『もののけ姫』アシタカの呪いである腕のアザが消えないみたいな感じ。ダース・ベイダーのような暗黒面に落ちた。今度、『人間ドック行こう！』と言われました」と変な自慢話を展開。

　その社長を番組に出演させたい岡村は「バスの後ろに座っているだけでいいので…。シーズン14でロシアに行った際も、ゲストを連れて行きたかったのですが、番組予算が多くないのでゲストを呼べなかった。『兄さん（東野）、その社長さん、番組スポンサーになっていただけないですかね？』と。旅猿Tシャツの胸に社長さんの会社のロゴが入ってもいいので」と過去に出演をお願いしたことがあると告白。

　しかし東野は「俺の社長や！　番組に出演したら社長からの寵愛が俺3割、岡村7割になってしまう可能性がある。そうなったら、俺の立場がないじゃないですか！　だから会わせないようにしています」と頑なに出演させることを拒否した。