お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃん（42）が27日、千葉・幕張メッセで開催中の『闘会議2019』のゲーム実況ステージに出演。今月8日に脳動脈りゅうの手術を受けて以降、初めて報道陣の前に登場し、元気いっぱいな笑顔を見せた。

【写真】その他の写真を見る

　TBS系『名医のTHE太鼓判！』の人気コーナー「余命宣告」で動脈りゅうが発見されたクロちゃん。破裂率が飛躍的に高まる7ミリという大きな動脈りゅうで「余命3年」と宣告され、医者に手術を勧められるも拒否し、投薬で治療を希望した。ただ、2年前に脳出血を患ったHIRO安田大サーカスの後押しもあり、ようやく手術を決意。8日に手術を受け、18日に発表し、ツイッターで「全てに感謝。みんなも気をつけてだしん！」とコメントしていた。

　手術を終え、クロちゃんはスッキリした様子のクロちゃんは。「やせました。ピークのときは111キロで今は96キロ。クロちゃんです」とアピール。ともにステージに登壇した朝日奈央から疑いの目を向けられると「94キロ…」と逆サバを読んでいたことをめずらしく正直に打ち明けた。

　やせようと思った理由はと「健康のため」と言いながら、「やせたらモテ方が違う」と下心を全開。入院生活は「病院食以外、食べると血糖値でバレちゃう。数字はウソつかないから…」と徹底的に管理され、クロちゃんに効果的だったようで「もっとやせようと思っている。お医者さんに文句を言われないぐらい健康になろうと思っている」と力強く宣言した。

　TBSへの思いを問われると「見てるとわかると思うんですけど、僕を月曜日に生かそうとして、水曜日に殺そうとしてる。フィフティ・フィフティ。僕の気持ちも難しくて、感謝もしてるけど、腹も立っている」と苦笑いだった。

　病状について、破裂した場合は約30％で死、約30％で障害が残る可能性があったため「本当に危険だったみたい」と改めて説明。ただ、手術が成功したことで破裂することはなくなったそうで「今はなにやられても大丈夫。脳動脈りゅうで身体を張ることやテンションを上げることは危なかった。治療したので、もう大丈夫」ときっぱり。「マネージャーが『死ぬ以外NGなし』と言っているけど、骨折もダメ（笑）。ケガしなかったら僕は大丈夫」と仕事のオファーを期待していた。