女優の高田夏帆が26日、都内でVシネクスト『ビルドNEW WORLD 仮面ライダークローズ』の上映記念舞台あいさつに登壇した。

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　本作は、2017年9月から18年8月まで放送された『仮面ライダービルド』の最終回のその後を描いた作品。桐生戦兎／仮面ライダービルド（犬飼貴丈）の相棒を務めた万丈龍我／仮面ライダークローズ（赤楚衛二）にスポットを当てた。

　ヒロイン・石動美空役の高田は冒頭のあいさつで「み〜んなのアイドル、み〜たんだよ」とおなじみのせりふで会場を沸かせた。続編を作るならという質問では「2022年にやる『仮面ライダーシノビ』に出たい」と目を輝かせた。

　『仮面ライダーシノビ』とは、放送中の『仮面ライダージオウ』（毎週日曜　前9：00）に登場する2022年からやってきた未来のライダー。火や水、風といった自然現象を操り敵をほんろうする忍者の特徴を持ち、変身やアクションシーンの完成度が高く、ファンの間で「本当に放送してほしい」と話題となっていた。

　2014年に全国忍者選手権大会で優勝した“ガチの忍者”という高田は「忍者なので私じゃんって思った」と明かし、「2022年のスケジュールは空けておきますね。私、本物の忍者なので」とかわいくアピール。ただ、ヒロインの心変わりに犬飼は「シノビに染まったら嫌だよね。美空は忘れないでいてほしい」とぽつり。高田は「そしたら悪役をやりたい。（美空は）コーヒー屋さんの娘だから、ミルクティー屋さんの娘で」とビルド愛を強調していた。

　また、氷室幻徳／仮面ライダーローグ役の水上剣星は「海外とかに行きたい。『ビルドinラスベガス』みたいに」と壮大なプランを語った。一方、滝川砂羽役の滝裕可里は「パジャマ姿がかわいい幻徳の日常を。だってくまさんのパジャマ着てたよ」と希望。幻徳はファッションセンス皆無な設定で、終盤に「二枚目気取りの三枚目」「親しみやすさ」と書かれたTシャツやコスプレ風の衣装など幅広く着用していたことから、水上は「もう十分、おもちゃとして扱われた。もういいでしょ（笑）」とボヤいていた。

　舞台あいさつには内海成彰役の越智友己、柿崎悟志／仮面ライダーキルバス役の進藤学、山口恭平監督も登壇した。