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日テレドラマ高評価 『けもなれ』&バカリズム脚本のドラマがギャラクシー賞月間賞

 女優の新垣結衣と俳優の松田龍平がW主演を務めた日本テレビ系連続ドラマ『獣になれない私たち』(通称『けもなれ』)と、福山雅治がドラマ主題歌と企画プロデュース、バカリズムが脚本を手がけた同局系のドラマ『生田家の朝』が、日本の放送文化の質的な向上を願い、テレビ・ラジオの番組、関係者に贈られる「ギャラクシー2018年12月度月間賞」を受賞したことが21日、わかった。

日テレドラマ高評価 『けもなれ』&バカリズム脚本のドラマがギャラクシー賞月間賞 (C)ORICON NewS inc.

日テレドラマ高評価 『けもなれ』&バカリズム脚本のドラマがギャラクシー賞月間賞 (C)ORICON NewS inc.

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 『けもなれ』は、『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』などを手がけた脚本・野木亜紀子氏による、本音と本能にフタをして生きる、大人たちのラブ(かもしれない)ストーリー。選評では、受賞理由について「恋人との関係や職場での立ち位置など、生きていれば避けられない『人生の苦味』を、クラフトビールの雑味のように味わおうとするドラマだった。新垣結衣、松田龍平、田中圭黒木華らが演じたキャラクターたちも、性格だけでなく、立ち位置で変わる見え方まで含めて多面的に描かれていて魅力的だ」とした。

 『生田家〜』は、朝の情報番組『ZIP!』内で月曜から金曜まで7分ほど放送されており、“どこにでもいるフツーの家族”の朝を舞台に日常の小さな事件が起こるオフビート・ホームドラマ。登場人物となる“生田家”には、ユースケ・サンタマリアがサラリーマンの父・生田浩介、尾野真千子がサバサバ母さんの妻・早苗を演じる。中一の娘・美菜、小一の息子・悟役には、プロ・アマ問わず広く公募したオーディションで選ばれた関谷瑠紀、鳥越壮真が起用された。

 『生田家〜』の受賞理由は「朝の情報番組『ZIP!』内で放送された1話7分全13話の『朝の連続ドラマ』。一戸建てに住むサラリーマンの夫と専業主婦の妻。中1の娘と小1の息子が、フローリングのリビングでテーブルではなく、こたつで食べる朝ごはんの時間が中心。国家的に『平均』とされる家族構成、毎朝ゆっくりご飯を食べる風景はあらまほしき幻想のよう。私的小事に落ちをつけるバカリズムの脚本はさすがにうまい」となっている。

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