今後10年で街の風景が大きく変わるであろう、大規模でかつ総合的な開発が目白押しの東京・渋谷。刻々と変わりゆく街ゆえに、いまはもう見ることができない“2017年の渋谷” を写実的に切り取ったテレビアニメのオリジナル作品が、1月9日より放送開始となる。昨年10月にスタートしたフジテレビの新しいアニメ枠(深夜30分枠)「+Ultra」の第2弾『revisionsリヴィジョンズ』(毎週水曜 24:55)。突如、渋谷の中心部だけが300年以上先の「未来」に飛ばされてしまう物語だ。確かな存在感、既視感を観る者に与える「渋谷の街」の制作秘話を、監督の谷口悟朗氏、CG監督の平川孝充氏から聞いた。 谷口監督は、第36回星雲賞(アニメ部門)受賞作『プラネテス』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』などで世界のアニメファンにもその名を知られる。平川CG監督は、実写映画『永遠の0』『ALWAYS 三丁目の夕日』など心揺さぶる数々の映像を生み出した白組のスタッフ。今回、白組としてははじめて、3DCGでメインキャラクターを描ききる1クールのテレビアニメ作品の制作を一手に担う。
2019/01/03