■『第69回NHK紅白歌合戦』リハーサル初日（29日、東京・渋谷 NHKホール）
　11回目の出場を果たすAKB48は、来春にグループを卒業する指原莉乃のセンター曲「恋するフォーチュンクッキー」を披露する。リハーサル直後の取材に応じると「まだ実感なく、メンバーと楽しく話してる。慌ただしくしてるなかで『最後か〜』と実感するのかも」と心境を明かした。

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　卒業後は、歌手活動をしないことを明言しているが「次は司会として…？」と水を向けられると「女優さんがやられてるものだし、自分みたいな品のないMCは当てはまらない」と苦笑。それでも「いつか『ぴったりだね』と言ってもらえる品のあるMCになってから、そういう願望を語りたい。今は下品すぎるので、夢のまた夢です…」と冗談交じりに含みを持たしていた。

　また、「女性（の司会）は女優という決まりがあるのですか？　紅白の方！」と逆質問する一幕も。過去に上沼恵美子が務めていたことが例に挙げられると「そこまでいけたら…。ネットニュースみたいですけど、『目指せ、上沼恵美子さん！』みたいなことになるのかな？　これをタイトルにしないでほしいですけど」と笑っていた。

　同番組は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、16年の『第67回』から、オリンピックイヤーを目前にした2019年の『第70回』までの4年間、「夢を歌おう」をテーマに掲げ、さまざまな世代の人たちの夢を「歌の力」で応援していく。今年の司会は紅組・広瀬すず、白組・櫻井翔（嵐）、総合司会は内村光良（ウッチャンナンチャン）とNHKの桑子真帆アナウンサーが務める。