パラサポスペシャルサポーターの稲垣吾郎（45）が16日、千葉ポートアリーナで開催された『三井不動産 ウィルチェアーラグビー日本選手権』にスペシャルゲストとして登場した。

【写真】その他の写真を見る

　8月にオーストラリア・シドニーで開かれた『GIO 2018 IWRF ウィルチェアーラグビー世界選手権』で初優勝を飾り、注目を集めているウィルチェアー（車いす）ラグビー。きょう16日の大会最終日の会場には約2300人が来場した。3位決定戦から始まり、途中、スペシャルコンテンツを挟んで決勝戦が繰り広げられ「Okinawa Hurricanes」と「Freedom」の対決で、接戦の末「Okinawa Hurricanes」が優勝を手にした。

　スペシャルコンテンツでは、ゲストとして日本財団パラリンピックサポートセンタースペシャルサポーターの稲垣が参加。日本代表チームの若山英史（わかやま・ひでふみ）選手のレクチャーのもと、競技用車いすの乗車体験を行い、さらにウィルチェアーラグビーの最大の特徴であるタックルを体験した。

　体験後、稲垣は「音！　音！　衝撃が見た目よりすごいんですよ！　計り知れないですね」と感想を述べ、レクチャーを行った若山選手は「タックルの受け方がすばらしかったです」とコメントすると、会場は大いに盛り上がった。

　その後、選手による、パスやディフェンスといったデモンストレーションを交えたルールの説明も実施。「迫力がすごい。目で追えて、ルールも分かりやすい。決勝戦楽しみましょう」と話す稲垣に、若山選手は「ルールや選手を知ると、もっと楽しめますよ」と笑顔で答えていた。