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松尾スズキ、大人計画30周年で宮藤官九郎に感謝「常に存在を感じて…」 星野源の人気には嫉妬

 俳優の松尾スズキ(55)が4日、東京・表参道の青山ブックセンター本店で主宰する「大人計画」の30周年記念イベント『30祭(SANJUSSAI)』トークショーを開催した。

大人計画30周年で宮藤官九郎に感謝した松尾スズキ (C)ORICON NewS inc.

大人計画30周年で宮藤官九郎に感謝した松尾スズキ (C)ORICON NewS inc.

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 「大人計画」は1988年に松尾が作・演出の舞台『絶妙な関係』で旗揚げ。今年、松尾スズキとして活動をスタートさせて30年、「大人計画」も創立30年、平成も30年ということで記念イベントを開催。あわせて、同書店では作家として活躍するメンバーも多いため、ブックフェアを開催し、松尾がトークショーを開催した。

 トークテーマは「大人計画」の劇団員となった。松尾は「最近、よくトークの場所に引きずり出されているんですけど僕が呼ばれているはずなのに最終的には星野源。それで『松尾、星野源について語る』みたいにネットに拡散されている。イラッとしている」とぶっちゃけトーク。続けて「星野源のことだけは絶対にしゃべらない!」と固く誓い、会場を笑いの渦に巻き込んでいた。

 “盟友”の宮藤官九郎については「宮藤くんとは長い。僕が30歳ぐらいのころから、ずっと一緒にものを作ってきた。たぶん、大人計画の頭脳が2つあることで、ここまで回ってきたというのが強い。今は一緒に仕事にする機会はあんまりないんですけど常に存在を感じて生きていますね」としみじみ。

 さらに「たまにネットの記事を見ると僕もクドカンファミリーになってる」と苦笑いで明かしつつ「まぁ、もういっかな、と。だって宮藤がいなかったら、僕は朝ドラにも大河にも出られなかったらかもしれないから」と受け入れていた。付き合いも長いため、宮藤が週刊文春で行っている連載でも、たびたび松尾の名前が出る。「よく僕の名前を出してくれて、いいなぁ」と感謝しつつ「星野はもったいぶって、なかなか出さないから」と星野イジりを入れ、爆笑させていた

 遅刻癖がある阿部サダヲは「1番、怒ったヤツ」という。「普通の社会だとオミットされる。1回か、2回は命を救っていると思う」と共に歩んだ歴史を振り返りつつ「辞めないでくれてよかった。得難い才能で見てて惚れ惚れする」としみじみと語っていた。

 最後に自身について言及。「どんどん大きなサイズの芝居をするようになって、自分のキャパを超えているんじゃないかという瞬間が、ふっとある。原点に1回、立ち返ってみたい。定期的に小さな芝居をやりたいですね」と今後について口にしていた。

 30周年記念イベント『30祭(SANJUSSAI)』は表参道・スパイラルで18日から30日まで開催される。

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  • 大人計画30周年で宮藤官九郎に感謝した松尾スズキ (C)ORICON NewS inc.
  • 「大人計画」の30周年記念イベント『30祭(SANJUSSAI)』トークショーに出席した松尾スズキ (C)ORICON NewS inc.

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