女優の吉田羊が2日、都内で行われた映画『ハナレイ・ベイ』（19日公開）プレミア上映会に出席。同作でメガホンをとる松永大司監督が撮影現場で上手くいかないと目の前でため息をつくなどの様子を明かし「クランクイン初日からコテンパンにやられた。この作品が終わったら女優をやめようと思った。それくらい追い詰められて戦った撮影だった」と語った。

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　同作はハワイで撮影を敢行。共演者でもあり『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』に出演していたプロサーファーの佐藤魁が現地で人気だったというエピソード明かした吉田。現地にいた日本人が吉田には気づかず、そこにいるのは佐藤本人か確認する展開になったという。現地でのあまりの人気ぶりに佐藤は「いや、フィーバーしてただけですね」と笑みをこぼしていた。

　また、同作のテーマの“人生で一番大切な人に会いたくなる”にちなみ、“人生で一番大切な写真”を公開することに。ダンス＆ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於は撮影現場に向かう途中にキレイな虹を発見して撮影した写真を紹介。しかし、佐野は「寝起きで顔がパンパン」と自虐しながら笑いを誘い、会場からの歓声にも照れていた。

　同作はハワイのハナレイ・ベイで一人息子・タカシ（佐野）をサーフィン中の事故で亡くしたサチ（吉田）が、10年間毎年息子の命日の頃にハナレイ・ベイを訪れ、ビーチの近くの大きな木の下で海を見つめ過ごしている。そんな時出会った若い日本人サーファーから“片脚の日本人サーファー”の存在を聞いた彼女は、自らの人生を変える一歩を踏み出すことを決意する。

　そのほか、俳優の村上虹郎が出席した。

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