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Aimer、初の実写映画主題歌 土屋太鳳×芳根京子『累-かさね-』最新予告で楽曲解禁

 歌手のAimer(エメ)が、土屋太鳳芳根京子のW主演で人気漫画を実写化する映画『累-かさね-』(佐藤祐市監督 9月7日公開)の主題歌を担当することが5日、わかった。Aimerが実写映画の主題歌を歌うのは今回が初で、映画のための新曲「Black Bird」(9月5日発売)を使用した最新予告映像が同日解禁された。

Aimer「Black Bird」が映画『累-かさね-』主題歌に

Aimer「Black Bird」が映画『累-かさね-』主題歌に

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 原作は、松浦だるま氏の漫画。伝説の女優を母に持つ淵累(ふち・かさね、芳根)は、天才的な演技力を持って生まれながらも、自らの醜い容貌に強いコンプレックスを抱いて生きてきた。一方、舞台女優・丹沢ニナ(土屋)は、美貌に恵まれながらも、女優として花開かずにいた。そんな2人が、キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれて出会ったとき、運命の歯車が動き出す。

 本作のために書き下ろされた「Black Bird」は、まさに主人公の心の叫びを儚くも力強く表現した、映画の世界観に浸れる楽曲。映画の主題歌を歌うことが夢だったというAimerが、初めて実写映画を担当する本作の公開日9月7日は、Aimerのデビュー日でもあるという、運命的な出会いが生んだ一曲となった。

 Aimerは「たったひとつの口紅のもとに為(な)す術なくもつれ合い折り重なってゆく2人の女性の運命を、一足先に目撃させていただきました。憎み、怯え、絶望し、ときに泣きじゃくり咆哮(ほうこう)し狂気を渦巻かせながら、それぞれの孤独の中で2人がもがき争うさまに、息を飲み見入りました。本当の美しさとは、醜さとは? ついつい問いかけてしまいます」と映画の印象を語り、「偶然にもわたしのデビュー日にあたる9月7日に公開される映画『累-かさね-』の世界を、『Black Bird』が彩れていたら本当に幸せです」と思いを述べている。

 公開された予告では、 “禁断のキスで顔を入れ替える二人の女の嫉妬と欲望の物語”というミステリアスかつシリアスな内容に、Aimerのエモーショナルな歌声が見事にマッチ。土屋と芳根、若手屈指の演技派女優が激しく罵り合い、揉み合う衝撃のシーンが展開する。

 土屋と芳根からも、Aimerの楽曲について感動のコメントが寄せられている。

土屋太鳳(淵累/丹沢ニナ役):
エンドロールから流れるこの歌を聴いた時、夜明け前の、闇から光に変わろうとする空の色を思い出しました。累たちの世界を美しく引きずるこの歌はエンドロールの闇を更に切なくするけれど、同時に魂の傷を包み、前を向かせてくれる歌だと思います。私にとって『累 -かさね-』との出会いが、自分が愛せない自分と向き合い、その向こうへの一歩となったように、Aimerさんの生命力溢れる歌声によって、多くの人が光と出会いますように。

芳根京子(淵累/丹沢ニナ役):
衝撃でした。完成した映画を観た際に初めて聴かせていただいたのですが、エンドロールで流れてきたこの曲の『累 -かさね-』の世界観を後押ししてくれる力強い歌声に、感情がとても昂ぶり、映画を観終わってもしばらく興奮状態が収まらなかったです!「愛されるような誰かになりたかっただけ」、劇中の累とニナのどちらの気持ちにも寄り添った歌詞に、撮影をしていた時に感じた「累の気持ち」、「ニナの気持ち」両方を思い出させられました。是非、歌詞にも注目して聴いてみて欲しいです。誰もが、心の芯を震わせられます。

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  • Aimer「Black Bird」が映画『累-かさね-』主題歌に
  • Aimer「Black Bird」
  • 映画『累-かさね-』ビジュアル(C)2018映画「累」製作委員会 (C)松浦だるま/講談社

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