声優の宮野真守が、人気アニメシリーズ劇場版最新作『映画ＨＵＧっと！プリキュア○ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』（10月27日公開、※○＝ハートマーク）に登場する敵・ミデンを演じることが26日、わかった。「プリキュア」シリーズに出演するのは今回が初となる。

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　2004年2月1日、ABCテレビ・テレビ朝日系で『ふたりはプリキュア』の放送を開始して以来、子どもたちを中心に幅広く愛され続けている「プリキュア」シリーズ。15周年の集大成でもある同映画では、現在放送中の『ＨＵＧっと！プリキュア』と初代『ふたりはプリキュア』が力を合わせて戦う。「プリキュアオールスターズ」が2年半ぶりに復活を果たし、さらには総勢55人のプリキュア声優陣が再び結集することが発表されている。

　宮野が演じるのは、プリキュアの「想い出」を奪うと口癖や技までコピーしてしまうという特殊な能力の持ち主・ミデン。「記念すべき作品に出演することができてすごく幸せです」と参加を喜び、「当時見ていた『ふたりはプリキュア』の『ぶっちゃけアリエナイ！』というせりふを、まさか自分が言える日がくるなんて！　プリキュア側になれたみたいな感覚を味わえたので、そのせりふを言えて感動しました。僕自身が僕自身の声でかわいいプリキュアの口癖をどんな風に演じることができるのか（笑）、楽しんで臨みました」と振り返った。

　プロデューサーの神木優氏は「ときにかわいくおちゃめですが、強く恐ろしい敵としてプリキュアに立ちはだかるミデンを変幻自在に演じていただきたく、今回お願いをさせていただくことが決まりました」と起用理由を説明。「見た目はてるてる坊主のようですが、プリキュアのパワーを使うことのできるミデンは、いわば“最強のプリキュア!?”宮野真守さん持ち前のパワーで55人のプリキュアに挑んでいただきたいと思っています！」と期待を込めた。

　予告編も公開され、プリキュアが“ベビープリキュア”（小さな姿のプリキュア）になってしまうという驚きの展開からスタート。その犯人はミデンということが発覚し、キュアエールとキュアブラックが立ち上がる。最後には前作同様、入場者（※チケットを購入した中学生以下の小人に限る）にプレゼントされる応援アイテム「ミラクル○メモリーズライト」の情報も紹介される。

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