NHKは7日、夏の全国高校野球が第100回の記念大会を迎えることを記念し、NHK高校野球テーマソングを初めて制作することを発表。福山雅治が手がけることが明らかになった。
NHK高校野球中継班は、100回の歴史で初めてテーマソングを制作する理由について「100回大会を迎えるにあたり、『こんな思いを皆さんと共有したい』『次の時代にも伝えていきたい』と思い、何か形にできないかと考えたのがテーマソングを作ることのきっかけ」と説明。
福山にオファーした理由について「福山雅治さんは楽曲の中で、『故郷への想い』『壁にぶつかった人へエール』『家族愛』など、日本人が普遍的に大切にしてきたことを、数多く伝えられています。私たちが高校野球を通して伝えたいと考えてきたことと一致することばかりです。福山さんなら私たちの想いを歌に込めていただけると考えた」としている。
続けて「福山さんと初めてお話しした時に、中学時代ブラスバンド部の部長であったことをうかがいました。『アルプススタンドで応援するブラスバンドにずっと憧れていた』ともおっしゃっていただきました。プライベートで高校野球を観戦された際にアルプスが一体となる応援を体感されたともうかがっています。また私たちが放送で敗戦チームの描写を大事にしているとお伝えしたことにも共感していただき、福山さんにお願いしたことが間違いでなかったと確信しました」と自信を深めている。
福山は「伝統ある甲子園に、野球のイメージとはおよそかけ離れている僕が音楽で参加させていただけるとは夢にも思っていませんでした」と驚きつつ、「小学校の頃はソフトボールでピッチャーを、中学校の3年間はブラスバンド部で過ごした経験がある僕からすると、甲子園という場所は、グラウンドもアルプススタンドも、憧れの全てが詰まっている場所です」と甲子園への想いも告白。「『青春の輝き』を感じさせてくれる甲子園を、僕なりの音楽で表現できるよう頑張ります」とコメントを寄せた。
NHKは福山が制作し、歌うテーマソングを大会期間中の放送や大会前の関連番組などで使用。テーマソングは7月上旬に発表予定。
■福山雅治のコメント全文
この度のオファー、大変驚きました。と同時に大変光栄でございます。
子供の頃からテレビ観戦していた伝統ある甲子園に、野球のイメージとはおよそかけ離れている僕が音楽で参加させていただけるとは夢にも思っていませんでした。
小学校の頃はソフトボールでピッチャーを、中学校の3年間はブラスバンド部で過ごした経験がある僕からすると、甲子園という場所は、グラウンドもアルプススタンドも、憧れの全てが詰まっている場所です。
ひたむきに戦う選手たち、声を枯らしながら声援を送る応援団の汗と涙。
故郷長崎での少年時代、テレビで観戦しながら何度も心揺さぶられてきました。
上京後は野球とはかけ離れた生活を送っていますが、甲子園の季節になると故郷長崎の出場校の勝敗は毎大会チェックしています。
故郷、仲間、ひたむきさ。
そして、すべての試合にある笑顔と涙。
甲子園には、甲子園でしか表現することが出来ない感動があるように思います。
いつまでも忘れられない、大人になってもずっと心の中で抱き続けている「青春の輝き」が。
そんな「青春の輝き」を感じさせてくれる甲子園を、僕なりの音楽で表現できるよう頑張ります。
NHK高校野球中継班は、100回の歴史で初めてテーマソングを制作する理由について「100回大会を迎えるにあたり、『こんな思いを皆さんと共有したい』『次の時代にも伝えていきたい』と思い、何か形にできないかと考えたのがテーマソングを作ることのきっかけ」と説明。
福山にオファーした理由について「福山雅治さんは楽曲の中で、『故郷への想い』『壁にぶつかった人へエール』『家族愛』など、日本人が普遍的に大切にしてきたことを、数多く伝えられています。私たちが高校野球を通して伝えたいと考えてきたことと一致することばかりです。福山さんなら私たちの想いを歌に込めていただけると考えた」としている。
続けて「福山さんと初めてお話しした時に、中学時代ブラスバンド部の部長であったことをうかがいました。『アルプススタンドで応援するブラスバンドにずっと憧れていた』ともおっしゃっていただきました。プライベートで高校野球を観戦された際にアルプスが一体となる応援を体感されたともうかがっています。また私たちが放送で敗戦チームの描写を大事にしているとお伝えしたことにも共感していただき、福山さんにお願いしたことが間違いでなかったと確信しました」と自信を深めている。
福山は「伝統ある甲子園に、野球のイメージとはおよそかけ離れている僕が音楽で参加させていただけるとは夢にも思っていませんでした」と驚きつつ、「小学校の頃はソフトボールでピッチャーを、中学校の3年間はブラスバンド部で過ごした経験がある僕からすると、甲子園という場所は、グラウンドもアルプススタンドも、憧れの全てが詰まっている場所です」と甲子園への想いも告白。「『青春の輝き』を感じさせてくれる甲子園を、僕なりの音楽で表現できるよう頑張ります」とコメントを寄せた。
NHKは福山が制作し、歌うテーマソングを大会期間中の放送や大会前の関連番組などで使用。テーマソングは7月上旬に発表予定。
■福山雅治のコメント全文
この度のオファー、大変驚きました。と同時に大変光栄でございます。
子供の頃からテレビ観戦していた伝統ある甲子園に、野球のイメージとはおよそかけ離れている僕が音楽で参加させていただけるとは夢にも思っていませんでした。
小学校の頃はソフトボールでピッチャーを、中学校の3年間はブラスバンド部で過ごした経験がある僕からすると、甲子園という場所は、グラウンドもアルプススタンドも、憧れの全てが詰まっている場所です。
ひたむきに戦う選手たち、声を枯らしながら声援を送る応援団の汗と涙。
故郷長崎での少年時代、テレビで観戦しながら何度も心揺さぶられてきました。
上京後は野球とはかけ離れた生活を送っていますが、甲子園の季節になると故郷長崎の出場校の勝敗は毎大会チェックしています。
故郷、仲間、ひたむきさ。
そして、すべての試合にある笑顔と涙。
甲子園には、甲子園でしか表現することが出来ない感動があるように思います。
いつまでも忘れられない、大人になってもずっと心の中で抱き続けている「青春の輝き」が。
そんな「青春の輝き」を感じさせてくれる甲子園を、僕なりの音楽で表現できるよう頑張ります。
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2018/06/07