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『青春高校3年C組』は「今の時代にやるべき番組」 テレ東・佐久間宣行Pに聞く

 秋元康氏とテレビ東京が「ここだけにしかないクラスをつくる」をコンセプトに、平日夕方に生放送しているバラエティー番組『青春高校3年C組』(月〜金 後5:30〜5:55※関東ローカル)。月曜〜金曜を通して、入学希望者6人(16歳〜20歳までの男女)がさまざまな企画に挑戦し、金曜の最後に“合格者”を決定する流れで、4月の4週間に24人の男女が出演。11人の合格者(補欠を含む)が青春高校に通いはじめている。番組開始1ヶ月が過ぎたところで、担当の佐久間宣行プロデューサー(42)に話を聞いた。

――番組の情報が解禁(3月7日)された時は、いったいどんな番組になるのか、ピンとこなかったのですが、あっという間に1ヶ月が経ちました。手応えは?

【佐久間】そうですね(笑)。僕も最初にこの話を聞いた時、「何、言ってるんだろう? どういうこと?」って思いました。10代の子たちと「理想のクラスをつくる」ってどうやって? クラスをつくってどうするの? そんなところからスタートして、3−Cがどんなクラスになっていくかわからない、何人になるのかもわからないですけど、やってみたら面白くて(笑)。

 以前、子ども向け番組(『ピラメキーノ』)を担当したことがあって、その時は子どもって面白いな、と思っていたんですけど、まさか10代の子たちと、まさか生放送の帯バラエティーをやると思いませんでしたし、10代の多感な時期の子たちと向き合うこともなかったので、毎日が新鮮ですよ。

――毎週、面白い子たちが登場してくるし、毎日、怒とうの勢いでキャラを出してきますよね。

【佐久間】『青春高校』はオーデション番組ではないんです。合格して翌週からも出演できる子、できない子がいますが、それは、最終的に秋元さんがお選びになっていることが大きいんだけど、「このクラスにいそうだな」って子を選んでいるので、落ちた受かったではないんですよね。

 僕ら現場は10代の子たちと学校バラエティーを作っている感覚。番組をはじめてみたら、芸能界に興味ある子、不登校だったから青春をやり直したいという子、通っている本物の学校ではうまくやれていない子、とくに夢がないという子、楽しそうだからやってみたいという子、いろんな子が番組にやってきて、自分なりの青春を見つける番組になっているな、と思って。そういう子たちのためにある番組でもあるのかな、と思います。

 そういう意味で、最初、「青春高校」というタイトルを聞いた時には「ベタなタイトルをつけたなぁ」と思いましだけど、いい番組タイトルだと、今は思っています。自分なりに青春を見つけてもらればいいので、やる意義があると思うし、今の時代にやるべき番組だなって気はしています。

 過去に例がなかったというのもあるんですけど、「クラスを作ろう」というコンセプトを考えついた秋元さんはやはりすごいと思います。この先、もう二度とできないだろうなぁ。もしかしたら、10代の子がメインで出演する最後の生放送番組になるかもしれないと思っているくらいです。

――月曜日から金曜日まで、すべての授業を終えた入学希望者が最後にスピーチするところでは、号泣する人が続出していますよね。10代の感受性がすごい。

【佐久間】僕ら(40代)の1日と、10代の子たちの1日は、密度が違う。午後、学校が終わった後にテレ東まで来て、きょうの本番はどうする? うまくしゃべれるといいね、などと入学希望者同士で話し合って、芸人さんたちと本番やって、アフタートーク(動画配信サービス「Paravi」のみ)があって、翌日の打ち合わせをして、その後、お茶して、一緒に帰ったりしているんですよ。その4〜5時間は、大人の1週間に相当している気がします。僕も最初は、5日間でそんなに泣けるの?と、驚きました。

――曜日MC(メイプル超合金、小峠英二、千鳥、三四郎、おぎやはぎ、バカリズム、日村勇紀)が入学希望者たちの個性をうまく引き出していくのも、さすがだなぁと思います。

【佐久間】夕方の25分の番組にはもったいない芸人さんたちばかりですからね。こんな謎の番組にお付き合いいただいて、感謝しています。しかも毎回、知らない10代を相手にするわけですから、本当に腕のいい芸人さんじゃないと、と思いましたし、彼らならできると思いました。

――ご自身が高校生の頃と比べて今の子たちはどう思いますか?

【佐久間】根っこの部分で傷つきやすかったり、悩みがちだったりするのは、昔も今も変わらないと思いますが、SNS世代の今の子たちの発信力というのは昔とは段違いに高い。僕らの頃は、選ばれた人だけがテレビに出て、注目されるものだと思っていたけど、今の若い子は日頃から自分を発信することに慣れているし、面白いことをしようという意識も高いと思います。

――高校生の時にもし『青春高校』があったら?

【佐久間】絶対、出ないな。

――どんな高校生でした?

【佐久間】アニメとSFばかり見ていましたね。映画やお芝居も観に行きたかったけど、地元になかったので、早く大学生になって、東京に出たいと思っていました。晴れて上京して、映画やお芝居ばかり観に行っていたので、単位を取れずに留年もしましたけど(笑)。

――ゴールデンウィーク(4月30日〜5月4日)は4月の合格者たちだけで授業をしました。今後については?

【佐久間】4月だけで、けっこう面白い子たちがそろいましたよね。本当に皆、いい子だし。ある程度の人数になったら、合格者だけでやってあってもいいし、敗者復活の機会もつくりたいと思っています。まだ0期というか、本当の始まりはこれからみたいな、ところもありますね。

 きょうからまた新しい1週間のはじまり。どんな入学希望者がやって来るのだろうか。同番組は、定額制動画配信サービス「Paravi」(パラビ)のほか、「SHOWROOM」「YouTube」「LINE LIVE」「ニコニコ生放送」「GYAO!」でライブ配信。「Paravi」と「ネットもテレ東」では見逃し配信も行っている。

■公式ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/3-c/



関連写真

  • テレビ東京『青春高校3年C組』を担当する佐久間宣行プロデューサー (C)ORICON NewS inc.
  • スタジオの様子 (C)ORICON NewS inc.

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