人気ロックユニット・ポルノグラフィティが23日、仲里依紗主演のドラマ『ホリデイラブ』（テレビ朝日系）の主題歌「カメレオン・レンズ」を『MUSIC STATION 2時間SP』にてTV初披露することがわかった。

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　ポルノグラフィティが主題歌を担当したドラマ『ホリデイラブ』は、深夜枠ながら平均視聴率5％台をキープ。夫婦の恋愛サスペンスと銘打った不倫ドラマで、主演を務めた女優・仲里依紗が夫に不倫される妻（サレ妻）を熱演。塚本高史演じる夫・純平のダメ男ぶりや、松本まりか演じる里奈のあざとさ、中村倫也演じる渡のモラハラ男ぶりと共に、仲が演じる“サレ妻”の演技力が高い評価を得た。

　実際、毎週オンエアタイミングでSNSのホットワードランキングで上位に入るなど、ネットでもかなりの盛り上がりを見せていたが、16日に波乱の最終回を迎えた。ポルノグラフィティの新藤晴一も最終回放送前に「最終回のドロドロさに耐えれるでしょうか？」とコメントするなど熱心な視聴者であることを告白。ネットでも最終回を観た視聴者からは「狂気に満ちた演技、怖いくらいに凄かった。正に熱演」「予想を超えた衝撃のラスト。満足した」というコメントで溢れ、圧巻のラストへの反響は相当のものだった。

　そんな話題のドラマ『ホリデイラブ』の主題歌はポルノグラフィティの「カメレオン・レンズ」。本楽曲は、同じ景色を見ているはずなのに違う色にみえてしまうという男女のすれ違いを表現したミディアムナンバー。毎回ドラマのキーポイントとなるシーンで「カメレオン・レンズ」のイントロが流れ出し、見ている人たちの緊張感をより一層引き立てていた。本ドラマの里奈役で“怪演”が注目された松本まりかも、「毎週クライマックスシーンと『カメレオ・レンズ』とのシンクロ率にゾクゾク痺れて病みつきでした」とツイートしていた。

　そもそも本楽曲は、ポルノグラフィティが同作のプロデューサーからドラマの構想を聞き、それをもとに書き下ろした楽曲なのだそう。そのため、ドラマと楽曲の相性の良さもドラマ同様に評価されているのだ。

　主演の仲は、2月に行われたポルノグラフィティのNHKホール公演に訪れた際、ライブで披露された「カメレオン・レンズ」に、「すごく盛り上がりました！ 曲を聴いていたら、思わず頭の中にドラマの不倫シーンやカラスの羽根が散る映像が浮かんできちゃいました」とコメント。こうした演者との信頼関係もまた、ドラマを成功させるひとつの要素となったのは間違いない。

　その話題の新曲「カメレオン・レンズ」が、23日の『MUSIC STATION 2時間SP』にて“TV初披露”となる。特別な感情を呼び起こす本曲で、話題の名シーンの数々が甦るはずだ。