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ガイコツのシルエットも… 『リメンバー・ミー』死者の国にはピクサーの“遊び心”満載

 ディズニー/ピクサー『リメンバー・ミー』(16日公開)の本編映像が9日、ORICON NEWSに到着した。舞台となるカラフルで美しいテーマパークのような“死者の国”の様子が収められている。

『リメンバー・ミー』本編シーンが公開 (C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『リメンバー・ミー』本編シーンが公開 (C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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 同作は、突然“死者の国”に迷い込んだ、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルが、元の世界に戻るため、ガイコツのヘクターと大冒険を繰り広げる物語。先日行われた『第90回アカデミー賞』で長編アニメ賞、歌曲賞を受賞している。

 今回到着したのは、ミゲルがご先祖ガイコツたちと一緒に初めて死者の国に行くシーン。ミゲルが暮らす生者の国と死者の国をつなぐ、オレンジ色のマリーゴールドの橋を渡ると、その先には誰も見らことがないテーマパークのような死者の国が広がっていた。

 最初は初めて見る光景に戸惑うミゲルだったが、その美しさに感動し「夢じゃなかったんだ。みんなあそこにいるんだね」と、進んでいく。そんな死者の国には、電車や窓、舞台のステージ装飾など至る所にガイコツがあふれているが、公開された本編シーンでも、よく見るとガイコツのシルエットが浮かんでいるのがわかる。

 ピクサーの遊び心あふれる死者の国のデザインには、同作のテーマである“家族のつながり”が反映されている。建物が上に重なっている構造には生命の樹という意味が込められており、デザインからご先祖たちの歴史を表しているのだ。デザインに携わったクリス・ベルナルディ氏は「死者の国の建物はご先祖たちの歴史を描いているんだ。塔の一番下は古代時代から始まり、マヤ、アステカのピラミッド、スペイン植民地時代の大聖堂、革命時代のビクトリア朝の建物から現代的な建物となっていき、塔の一番上はつねに建設中という設定なんだよ」と、メキシコで生きた人々に敬意を込めたことを明かしている。

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