デジタル時代の漫画家発掘・育成を目的にした学生作品コンテスト『デジタルマンガキャンパス・マッチ2017』の表彰式が17日、都内で行われ、大賞に大利健真氏の『本のむし』(国際デザイン・ビューティカレッジ)が選ばれた。大利氏は「(受賞して)今でもびっくりしている。暗い話ばかり書いているので、なんとかプラスの話に持っていけるようにしました。うれしいです」と喜んだ。 同賞は、漫画家や出版社、漫画の学校が協力して、学校・学生をプロのビジネスにマッチングさせるコンテストで4回目の開催。大学や専門学校など計138校から計1166作品の応募があり、デジタルマンガ協会、漫画家、出版社15社51編集部などが審査し、大賞を含めた計19作品の受賞作品を決めた。昨年の応募者の中には、コミック雑誌でデビューした人もいる。
2018/02/17