歌手の松任谷由実が27日から東京・帝国劇場で上演されるユーミン×帝劇 vol.3 『朝陽の中で微笑んで』公開ゲネプロ後合同取材に出席した。普段は映画撮影に使用する東宝スタジオを4日間借し切って、舞台セットを出来る限り再現して大掛かりな稽古を実施。俳優の寺脇康文が「『こんなに金かけてることないですよ』って言ったら、『なに、言ってるの!ユーミンよ!』って」と強気発言で返されたことを暴露して笑いを誘った。 同公演は脚本・演出を松任谷正隆が務め、ユーミンの歌声が俳優の演技と一体となる、ミュージカルでも従来の音楽劇でもない新しい試み。前作から3年ぶり、構想3年を費やした最新作では、500年後を舞台に職を失った中年男・鳴沢肇(寺脇)と彼が二十年前に結婚を約束しながら不治の病で亡くなった恋人と生き写しの女性・紗羅(宮澤佐江)との純愛物語を描く。
2017/11/28