さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、意識・無意識にかかわらず、その人が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」を見つけ、掘り下げていく関西テレビ・フジテレビ系ドキュメンタリー『7RULES(セブンルール)』(毎週火曜 後11:00〜11:30)。14日放送分では、SF不倫漫画『あげくの果てのカノン』(小学館)で注目を集める漫画家の米代恭(よねしろ・きょう)氏(25)に密着する。 米代氏が『月刊!スピリッツ』(小学館)に連載している『あげくの果てのカノン』は、エイリアンに侵略された近未来の東京で、恋焦がれてきた先輩男性との不倫へと暴走する女性を主人公にした、SF恋愛漫画。不倫という普遍的なテーマながら、SFの設定を加えたことで生まれる斬新な物語に、村田沙耶香氏や中村文則氏ら芥川賞作家たちも賛辞を惜しまない。しかし、読む人を没頭させる衝撃的なラブストーリーを描く米代氏自身は、意外にも恋愛にオクテで、「なんでこんなに恋愛から遠いのに恋愛漫画を描いてるんだろう…」と複雑な表情を見せる。
2017/11/14