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川栄李奈が理系女子に 初主演映画『恋のしずく』2018年公開

 女優の川栄李奈(22)が、東広島市の西条を舞台にした『恋のしずく』(2018年公開)で映画初主演を飾ることが11日、わかった。日本酒の魅力に目覚め、歴史ある酒造りと初めての恋に奮闘し、人生の新たな一歩を踏み出す“理系女子”を演じる。

映画『恋のしずく』に主演する川栄李奈

映画『恋のしずく』に主演する川栄李奈

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 人気アイドルグループ・AKB48を卒業後、テレビ、映画でさまざまなキャラクターを演じ、最近ではauの人気CM「三太郎」シリーズでの新キャラクター・織姫に抜てきされた川栄が、ついに映画初主演を飾る。

 作品の舞台となるのは、江戸時代から酒造りが始まり、日本三大銘醸地の一つと称される西条。主人公の農大生・橘詩織を川栄、相手役となる酒蔵の息子を劇団EXILE小野塚勇人が演じるほか、宮地真緒津田寛治小市慢太郎が出演。監督は、『マザーレイク』『カラアゲ★USA』『ラーメン侍』など、自然・地域をモチーフにした作品を手がけてきた瀬木直貴氏が務め、今年10月下旬から撮影を行う。

 瀬木監督は「米と水が出逢い、酒が生まれる。男と女が出逢い、恋が生まれる。酒と恋はいずれも人知を超えた神様からの恵みともいえる深遠な世界。豊穣な自然が育んだ日本酒の世界を知り、劇場を出た後にちょいと呑みたくなる、そして、恋がしたくなる、そんな作品を目指したいと思います」とコメントを寄せた。

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