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ジョニデが事件の被害者に… 『オリエント急行殺人事件』予告編

 ケネス・ブラナージョニー・デップペネロペ・クルスらが出演し、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの小説をベースに描かれる映画『オリエント急行殺人事件』の日本公開が12月8日に決定。あわせて予告編が解禁され、豪華キャストたちの役どころが明らかになった。

『オリエント急行殺人事件』の予告編が公開 (C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation

『オリエント急行殺人事件』の予告編が公開 (C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation

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 到着した映像の冒頭では、雪深い大自然を走るトルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行の豪華絢爛な車内が映し出される。違うテーブルで食事を取ろうとしつつも視線を交わす男女、深刻な表情を浮かべる者、不安そうな面持ちの者。乗客はどこか怪しげにも見える。

 そんななか、尊大な富豪ラチェットが刺殺された。共通点のない者たちが同じ目的地を目指して一緒に数日を過ごし、その後2度と会うこともない列車の旅。車両には、教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人、車掌とさまざまな境遇の13名が居合わせた。彼らに向かって「犯人はこの中にいる。あなたたち全員が容疑者だ」と断言するのは、立派な口ひげを蓄えた“世界一の探偵”エルキュール・ポアロだ。ポアロは、列車という密室で再び殺人者が人を襲う前に、事件を解決しなければならない。

 シャーロック・ホームズなどと同様に時代を越え、現在に至るまで支持を得ている名探偵の一人であるポアロをスタイリッシュに演じるのは、監督も務めるブラナー。事件の被害者ラチェット役にはデップ、乗客にはクルス(宣教師)、ミシェル・ファイファー(未亡人)、デイジー・リドリー(家庭教師)、ジュディ・デンチ(公爵夫人)、ウィレム・デフォー(教授)と、主演級キャストが集結した。

 ブラナーとともにプロデューサーを務めるのは、『エイリアン:コヴェナント』(9月15日公開)も控える巨匠リドリー・スコット氏、『シャーロック・ホームズ』の脚本や、「X-MEN」シリーズのプロデューサー兼脚本家のサイモン・キンバーグ氏。音楽一つとってもポップで現代的にアレンジされており、ブラナーが「サプライズがたくさんある」とインタビューで明かしていることからも、名作をどのように生まれ変わらせるのか期待が高まる。

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