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黒澤映画『赤ひげ』の原作小説、NHKで連ドラ化 船越英一郎、中村蒼ら出演

 黒沢明監督の映画『赤ひげ』(1965年)の原作でもある山本周五郎の小説『赤ひげ診療譚』を、NHKが連続ドラマ化。BSプレミアムの「BS時代劇」枠(毎週金曜 後8:00〜8:43)で11月3日から放送される。連ドラ版のタイトルは黒澤監督にならって『赤ひげ』(全8回)に決まった。

NHK・BSプレミアムのBS時代劇『赤ひげ』11月3日スタート。赤ひげ役は船越英一郎(左)、青年医師役は中村蒼(右)(C)NHK

NHK・BSプレミアムのBS時代劇『赤ひげ』11月3日スタート。赤ひげ役は船越英一郎(左)、青年医師役は中村蒼(右)(C)NHK

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 江戸、小石川養生所を舞台に、無骨で謎めいた医師「赤ひげ」と青年医師との交流、そして貧しい患者や市井の人たちの姿を描く不朽の名作を新たなキャストで映像化。映画版で三船敏郎が演じた新出去定(にいできょじょう)、通称「赤ひげ」を演じるのは、船越英一郎。同・加山雄三が演じた青年、保本登(やすもとのぼる)には中村蒼が起用された。

 船越は「孤高で完全無欠な『赤ひげ』ではなく、未完成な部分も持ち合わせた人間味あふれる『赤ひげ』像を模索しながら屈指の名作に挑む、無謀ともいえる大冒険を楽しみたいと思っています」。

 中村は「人とはなにか。生きていくためには何が必要なのか。そんな事を医療を通して学ばさせてくれる赤ひげ先生。保本を演じていて僕もその教訓が心に沁みます。原作、映画と名作ですが、また新たなる『赤ひげ』を届けられるよう、日々挑戦しております」と、それぞれコメントを寄せた。

 小石川養生所の責任者で、患者には医術を施すだけでなく、患者の抱える事情にも踏み込み献身的に面倒を見る赤ひげ。そんな赤ひげに反発しながらも、患者たちのさまざまな姿に接することで、医師として生きるべき道を見出していく登。2人を中心に、絶えず資金繰りに悩む養生所や、長屋などを舞台に起きる事件と、死にざま、生きざまを通して、成長していく人間の姿を描く。

 ほかに、古舘佑太カ、前田公輝大後寿々花ほかの出演が決定。演出は、映画『サクラダリセット』やドラマ『ボクの妻と結婚してください。』(NHK)、ドラマ『破獄』(テレビ東京)などの深川栄洋氏などが務める。

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  • NHK・BSプレミアムのBS時代劇『赤ひげ』11月3日スタート。青年医師役は中村蒼(C)NHK

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