洋楽ディレクターとして活躍、ユニバーサルミュージック会長などを歴任し、昨年12月31日に虚血性心不全のため亡くなった石坂敬一さん(享年71)のお別れの会が8日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれ、多くの著名人、業界関係者ら約2300人が参列した。
石坂さんは1968年に東芝音楽工業(当時)に入社。洋楽の名物ディレクターとしてザ・ビートルズら数々のヒット作を手がけ、ピンク・フロイドのアルバム『アトム・ハート・マザー』に『原子心母』と印象的な邦題を付けるなどして日本に洋楽を定着させた。邦楽でも長渕剛(60)をはじめ、BOφWY、矢沢永吉(67)らを担当したほか、ユニバーサルミュージックやワーナーミュージック・ジャパンのCEO兼会長、日本レコード協会会長、オリコン社外取締役などを歴任。2009年に藍綬褒章、15年には旭日中綬章を受章した。
富士山の裾野に広がる四季をイメージし、バラやスイートピー、トルコキキョウなど計約6000本の花で彩られた祭壇中央には、故人の遺影が入った直径約3メートルのレコード盤が飾られた。70年代からレコードビジネスマンとして第一線で活躍した故人のイメージそのままのデザインに、参列した作曲家の平尾昌晃(79)は「今でも信じられない」と突然の別れに戸惑いながらも「あんな祭壇見たことない。石坂さんしかできないし、すごい。この祭壇を見れただけできょう来てよかったとみんな思ってると思う」と話した。
音楽評論家の湯川れい子氏(81)、富澤一誠氏(65)と共に弔辞を読んだ長渕剛は、代表曲「乾杯」など数々のヒット曲を手がけた恩人の遺影を前に「長年、私たち音楽人のために命ある限り、大切なことを教えて頂いてありがとうございました。たくさんの愛情、ありがとうございました。僕たちはさらに歌を書き続けて参ります。どうか、どうか見守っていてください」。自身の楽曲「12色のクレパス」を熱唱し、熱い思いを歌声として天国へ届けた。
そのほか、佐野元春(60)、吉川晃司(51)、SUGIZO(47)、AI(35)、青山テルマ(29)ら多くの音楽人が参列し、斎場では青春時代に影響を受けたエルヴィス・プレスリーをはじめ、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジョンレノンなど、ディレクターとして関わったヒット曲がBGMとして流されるなど、石坂さんの生涯同様、“音色”の絶えない会となった。
石坂さんは1968年に東芝音楽工業(当時)に入社。洋楽の名物ディレクターとしてザ・ビートルズら数々のヒット作を手がけ、ピンク・フロイドのアルバム『アトム・ハート・マザー』に『原子心母』と印象的な邦題を付けるなどして日本に洋楽を定着させた。邦楽でも長渕剛(60)をはじめ、BOφWY、矢沢永吉(67)らを担当したほか、ユニバーサルミュージックやワーナーミュージック・ジャパンのCEO兼会長、日本レコード協会会長、オリコン社外取締役などを歴任。2009年に藍綬褒章、15年には旭日中綬章を受章した。
富士山の裾野に広がる四季をイメージし、バラやスイートピー、トルコキキョウなど計約6000本の花で彩られた祭壇中央には、故人の遺影が入った直径約3メートルのレコード盤が飾られた。70年代からレコードビジネスマンとして第一線で活躍した故人のイメージそのままのデザインに、参列した作曲家の平尾昌晃(79)は「今でも信じられない」と突然の別れに戸惑いながらも「あんな祭壇見たことない。石坂さんしかできないし、すごい。この祭壇を見れただけできょう来てよかったとみんな思ってると思う」と話した。
音楽評論家の湯川れい子氏(81)、富澤一誠氏(65)と共に弔辞を読んだ長渕剛は、代表曲「乾杯」など数々のヒット曲を手がけた恩人の遺影を前に「長年、私たち音楽人のために命ある限り、大切なことを教えて頂いてありがとうございました。たくさんの愛情、ありがとうございました。僕たちはさらに歌を書き続けて参ります。どうか、どうか見守っていてください」。自身の楽曲「12色のクレパス」を熱唱し、熱い思いを歌声として天国へ届けた。
そのほか、佐野元春(60)、吉川晃司(51)、SUGIZO(47)、AI(35)、青山テルマ(29)ら多くの音楽人が参列し、斎場では青春時代に影響を受けたエルヴィス・プレスリーをはじめ、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジョンレノンなど、ディレクターとして関わったヒット曲がBGMとして流されるなど、石坂さんの生涯同様、“音色”の絶えない会となった。

2017/02/08